作成日 | 最終更新日 |
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2008年10月12日 | 2008年10月21日 |
「meet-me」は、
株式会社ココア(Co-Core)が提供する
3Dバーチャルコミュニティ(メタバース)で、
2008年4月8日に正式版のサービスインが行われました。
このページは、私が実際にプレイした状況に基づき、
「meet-me」の内容の一部を記述するものです。
2008年10月11日および 2008年10月12日、 「F1バーチャルライブイベント 日本GP in トヨタメタポリス」 と題されたスポンサーイベントが開催された。
このイベントは、2008年9月28日に開催された 「F1バーチャルライブイベント シンガポールGP in トヨタメタポリス」 と同様、TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)の 「イベントホール」北側に設置されたステージで実施された。
前回 と同様、ステージ上に登場した「F1司会」による予選および F1GP自体の簡単な説明、 ゲストを交えた余興が行われた。
今回は、イベント開始当初から、限定アイテムを受け取ることができた。
しかしながら、「F1司会」の発言を見る限りでは、
イベントの終了時に出現すべき NPC が当初から出現してしまったようだった。
今回の限定アイテムは、「ビブス(黒)」だった。
また、今回は、観客が参加する形式のファッションショーが行われた。
先程の「ビブス(黒)」をまとい、参加者の集合地点に移動すると、 「メタポリス・スタッフ64」が「のけぞり」を行っていた。
このファッションショーには、多数の参加者があった(「メタポリス日記」 の 「今日は F1日本GP予選です !」 の 5枚目の画像をご覧ください)。
次に、F1参戦に至るまでの TOYOTA のモータースポーツに関する経緯が紹介された。
次の画像は、予選終了時に「F1司会」が発したことばである。
私は、この発言を恥ずかしいと感じた。
最後に、
パナソニック・トヨタ・レーシングの山科忠代表へのインタビューが行われた。
このようなインタビューの相手としては、
選手よりも適任であるように思えた(選手は競技に専念させるべきで、
イベントに引っ張り出すことが適切であるとは到底思えない)。
また、今回は、ビジュアルセンスという観点で好ましくないものの、 限定アイテムを配布する NPC の所在をわかりやすくする工夫が行われていた。
ビジュアルセンスの欠如や レース中にファッションショーを行うことへの不満は残るものの、 前回 の反省が反映されているという観点では好感を持った。
本戦(決勝戦)も、「meet-me」内でのイベントとしては、予選と同様で、 ステージ上に登場した「F1司会」による予選の状況の紹介、 コースコンディションの報告、ゲストを交えた余興が行われた。
以降は、実況開始前の「F1司会」の発言である。
高尚な思想には、共感する。
しかしながら、IME との相性が悪く、機能的にも既存の MMORPG に劣る現時点の
「meet-me」のチャット機能で、初心者に教えるというのは、無理がある。
また、「バーチャルならではの」などというのであれば、TV など、
既存メディアに依存せずとも、
リアルタイムでレースの模様を把握できるようにすべきである(技術的に、
やってできなくはないことである)。
上の画像は、レース中に実施された記念撮影の様子である(全体像は、 「メタポリス通信」 の 「F1バーチャルイベント 日本GP in トヨタメタポリス」(決勝)が開催されました !」 の 6枚目の画像をご覧ください)。
上の画像は、レース中に実施されたクイズの様子である。
また、レースの終盤近くに、「F1きぐるみレース」 なるものが実施された(「メタポリス通信」 の 「F1バーチャルイベント 日本GP in トヨタメタポリス」(決勝)が開催されました !」 の 5枚目の画像をご覧ください)。
私は、イベントに参加するからには、全力で踊らされてみる主義である。
しかしながら、レースの最中に、
記念撮影やクイズや徒競走を行うことについては、否定的な考えである。
最後に、限定アイテムの配布が行われた。
今回の限定アイテムは、「ビブス(白)」だった。
また、イベントの開催中、私が把握しているだけでも 2 回、 以降のような事態が発生した。
以降の画像は、イベントの終盤に、 自ら操作を行ったゲストとメタポリスキャスターとの会話である。
3rdドライバーとはいえ、現役F1ドライバーの運動能力を以てしても手に余るほど、 現時点の「meet-me」の移動に関する操作性が劣悪であるということを露呈した。
今回のイベントも、プレイヤ同士の参集の機会という観点では、有意義であった。
しかしながら、レースの最中に、
ファッションショーや記念撮影やクイズや徒競走を行うことについては、
イベントの注力の方向性が誤っているとしか思えなかった。
そのようなものに注力するのではなく、
モータースポーツファンの心情を真剣に配慮したイベントにしていただきたかった。
そのために、今後の同種のイベントでは、「バーチャルならではの」
レースの観せ方の追求に徹するべきである。