作成日 | 最終更新日 |
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2008年9月28日 | 2008年10月2日 |
「meet-me」は、
株式会社ココア(Co-Core)が提供する
3Dバーチャルコミュニティ(メタバース)で、
2008年4月8日に正式版のサービスインが行われました。
このページは、私が実際にプレイした状況に基づき、
「meet-me」の内容の一部を記述するものです。
2008年9月28日、 「F1バーチャルライブイベント シンガポールGP in トヨタメタポリス」 (F1グランプリバーチャルイベント) と題されたスポンサーイベントが開催された。
このイベントは、2008年8月1日に開催された 「TOYOTA METAPOLIS 新型パーソナルモビリティ紹介イベント」 (パーソナル移動支援ロボット関連イベント) と同様、TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)の 「イベントホール」北側に設置されたステージで実施された。
イベントが開始されると、 ステージの東西のスクリーンに前日に実施された予選の画像が表示され、 ステージ上に登場した「F1司会」が予選の状況の紹介した。
次に、ゲストを交えた余興が行われ、F1GP自体に関する簡単な紹介が行われた。
本戦の実況については、次のような発言があった。
これに対する参加者の反応は、 次のようなものであった(注: 私の発言ではありません)。
実際のところ、「F1司会」や運営スタッフよりも、 有志の方の実況の方が迅速であるという有様だった。
上の画像は、本戦の途中で実施されたクイズの様子である。
これは、実況を阻むものだった。
上の画像は、本戦の途中で実施されたファッションショーの様子である。
場の高揚には寄与したものの、
「META PIT」で販売されているアイテムの紹介
に過ぎないものが実況を阻む状況であったともいえる。
本戦が終盤にさしかかった 22時50分頃、
限定アイテムを配布する NPC が出現していることを確認した。
本来ならば、閉会時に出現するはずではないかと思う。
NPC に話しかけると、
「チームピットTシャツ」の女性用と男性用を各1枚得ることができた。
上の画像のタイムスタンプから、23時10分の時点で、
前述の NPC が消滅していることが確認できる。
現地では、23時15分まで配布されるとアナウンスされていた(要するに、
限定アイテムを配布する NPC が予定よりも 5分早く消滅するという不具合が発生した
ということである)ため、多くの参加者の動揺を誘発する結果となった。
上の画像は、参加者同士で男性用と女性用を交換し合い、
都合をつけたところである。
企業のロゴが明確に描かれた意匠は、
「meet-me」ならではのものであるように思えた。
上の画像は、
「F1司会」や運営スタッフよりも早い実況をなさった方への賛辞の様子である。
この後、暫時、チャットなどを楽しむことができた。
プレイ時間の短い私にとっては、
日頃疎遠になりがちな方々との参集の機会という観点で有意義であった。
しかしながら、イベント自体に関しては、不満に思った。
「TOYOTA F1 TEAM official site」で実施された「ライブストリーミング配信」は、
評価に値するものの、「meet-me」内での見せ方については、
2008年8月1日に開催された
「TOYOTA METAPOLIS 新型パーソナルモビリティ紹介イベント」
(パーソナル移動支援ロボット関連イベント)
における失敗が繰り返されているとしか思えなかった。
そもそも、国際社会を舞台に活動を展開する大企業およびその関連企業が
「世界初」
などと謳うからには、相応のことを成すべきである。
さもなくば、威信を損ねるように思う。
コース上の出来事を放送することは(技術的に可能であっても)、
放送権獲得に要する費用から、実現困難であると推測できる。
しかしながら、それでも、例えば、パドックの様子だけは、生放送を行うとか、
各車の位置関係をリアルタイムでビジュアライズするシステムを構築しておく
などといった大企業ならではの力量をしめしていただきたかった。
なお、前述の限定アイテムを配布する NPC が予定よりも 5分早く消滅する という不具合については、2008年10月1日に再配布を行うという救済措置が実施された (「F1バーチャルライブイベント シンガポールGP参加アイテムの配布について」)。