作成日 | 最終更新日 | マビノギのバージョン(作成時) |
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2005年5月20日 | 2006年12月5日 | 35 |
私の知る限りでは、2005年5月12日の出来事だった。
ルエリサーバーに定期魔符交換会の定着を呼びかけるプレイヤが現れた。
彼女は云った。
誰かが開催者という訳ではなく、ある時、ある場所に、
自然に人が集うようになればよいと。
時は 5 の倍数の日の 20時~22時頃、
場所は 3チャンネルのダンバートンの広場と決していた。
また、ルエリのみならず、他のサーバーでの開催も呼びかけられていた。
曜日ではなく、5 の倍数の日とした理由は、
同じ曜日にしてしまうと、その曜日に都合が悪いプレイヤが
全く参加できなくなってしまうためとのことだった。
また、20時~22時という時間は、厳密なものではなく、
集まりやすくするために定められたもののようだった。
より具体的には、20時頃から参加者が集まり始め、
参加者の出入りは自由、22時以降の継続も自由だった。
取り引きの手順は、買い手がパーティ募集を出しておき、
売り手がパーティに参加したら、
パーティチャットを用いて取り引きを行うというものだった。
当然のことながら、売り手がパーティ募集を出してもよかった。
取り引きについては、「殴る詩人の雑記」様の 2005年4月12日の記事 「週末あれこれ」 に非常に具体的な記述があったため、参考となった。
なお、魔符 1 枚の相場は、該当魔符のクエスト完了時の報酬の 1/10 となっていた。
次の画像は、2005年5月20日(第2回)の20時頃のものだった。
この時点では、まだ、参加者が見当たらなかった。
時間の経過とともに、プレイヤが集まってきた。
プレイヤが集まるところには、演奏があった。
あたかもそれが自然であるかのごとく。
私は、他の MMORPG と決定的に異なる「マビノギ」の素晴らしさを実感していた。
本来、私は、定期魔符交換会の部外者だった。
それ故に、この私記は、第2回までの様子しか記述しない方針だった。
しかし、予期せぬことが起きたため、第3回の様子を追記することにした。
当日の 20時8分頃のことだった。 今回は、前回よりも早く参加者が集まっていた。
1 チャンネルにしか現れないと思われていた「カメラガール」が、 なんと、定期魔符交換会の会場である 3 チャンネルに出現した。 そのとき、「私」は、至近距離にいた。
私は、カメラガールが自ら移動する様子を初めて見た。 カメラガールは、定期魔符交換会を撮影しているようにしか見えなかった。
今回の魔符交換会は、私が知る内で最も盛況なものとなった。