マビノギの私記 24 暫定版

作成日 最終更新日 マビノギのバージョン(作成時)
2005年3月28日 2005年4月13日 28

アルビダンジョン

2005年3月25日、保守が実施された。
この結果、クライアントのバージョンは、28 となった。

2005年3月27日、私は、初めて、 12歳の「私」を見た。
サーバー負荷テストでは、4日間でレベル15 に到達していた。
しかし、オープンβテストでは、12歳になった時点で、まだ、レベル14 だった。

この日、私は、「アルビダンジョン」をクリアすることにした。
私は、ソロプレイに執着している訳ではなかったものの、 「サーバー負荷テスト」では、 11歳でクリアできていたため、今回もソロプレイでクリアする方針とした。
「巨大クモ」の出現する部屋までは、すでに容易に到着できる状況となっていた。
しかし、巨大クモとの戦闘を開始すると、いきなり「行動不能」になってしまった。
オープンβテストでの「私」は、魔法スキル「アイスボルト」を修得させていたため、 サーバー負荷テストでの「私」ほど、 「ディフェンス」のランクを上昇させていなかった。
これが原因かと思った。しかし、そうではなかった。
購入したばかりの「キューラシアヘルム」を装備していなかったためだった。
キューラシアヘルムを装備した状態で再び巨大クモに挑むと、 敵の攻撃に耐えることができた。
思わぬところで「保護」の有効性を実感する結果となった。
かくして、オープンβテストでの「私」も、 ソロプレイで巨大クモを倒すことに成功した。

サーバー負荷テストでの経験から、本当に恐ろしいのは、 「赤クモ」であると認識していた。
これに関する私の対策は、「薪」をいくつも持ち込むことだった。
ダンジョン内で「Wound」を回復させるためだった。
私は、Wound の蓄積によって 戦闘の継続が困難になる度に「キャンプファイア」を使用した。
Wound は、「応急治療」でも回復できるものの、 少なくとも、「私」が「私」に使用した場合には、 焼け石に水という程度の効果しかなった。
そして、ついに、アルビダンジョンの最深部に辿り着いた。
この結果、「ダンジョンの宝物」というクエストを完了させることができた。

しかし、何かがもの足りなかった。
この時点の「私」の武器は、「フルートショートソード」だった。
「ショートソード」との二者択一に悩んだ末、 「耐久力」と「クリティカル」を重視した結果だった。
しかし、今回の巨大クモや赤クモとの戦闘で、 この選択は、誤りだったかも知れないと考え始めていた。
なぜならば、もし、クリティカルヒットの発生率が現状よりも 少しでも低かった場合、 勝利できなかった可能性が高いと感じていたためだった。
本来、ディフェンスさえしっかりと使用していれば、 赤クモの攻撃によって受ける被害など取るに足りなかった。
では、なぜ、Wound が蓄積する結果になるのかというと、 赤クモを 1 体倒すために何度も攻撃を繰り出す必要があるためであると考えられた。
何度も攻撃を繰り出す内に、 ディフェンスを使用する契機またはスタミナを回復する機会を逸してしまうと、 敵の攻撃を受けてしまい、Wound が蓄積する結果となった。

そこで私は、「ロングソード」を使用してみることにした。
これを選択した理由は、この時点で、世間では、2打武器が流行していたためだった。
敢えて流行とは異なるものを選択する方針とした。
使い始めた時点では、ロングソードの攻撃動作の遅さに戸惑った。
しかし、慣れるに従い、「マビノギ」において、 攻撃動作の遅さが戦闘時の欠点とはならないことを実感した。

そこで私は、再びアルビダンジョンをクリアすることにした。 今回もソロプレイでクリアする方針とした。
ここまでできたのならば、勢いに任せたいという考えだった。
先程の経験から、「ライフ30ポーション」は使用せず、 「ライフ10ポーション」を使用する方針とした。
この時点の「私」は、「生命力」が 59 しかなったので、 ライフ30ポーションが使い難く感じたためだった。
この結果、今回は、1 度も行動不能にならずにクリアすることができた。
ティルコネイルの学校に行き、NPC「レイナルド」に話しかけると、 「初級戦闘学 第3課題」を完了させることができた。 このクエストを完了させたのは、今回が初めてだった。

エンチャント

今回、「魔法の粉」というアイテムを初めて得た。
これと「エンチャントスクロール」を「装備」すると、 魔法スキル「エンチャント」を修得することができた。
早速、ロングソードに使用してみると、幸運にも、エンチャントに成功した。


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