マビノギの私記 10

作成日 最終更新日 マビノギのバージョン(作成時)
2005年3月12日 2005年3月23日 18

インベントリ

2005年2月9日、クローズドβテスト期間の10日目を迎えていた。

前回の私記で、私は、あるものを得るためにアルバイトに励んだと述べた。
あるものとは、次の画像のものだった。

ヒーリング

「ヒーリング」の価格は、9,800 Gold だった。
このような金額をすべて「金貨」の状態でインベントリ内に収納すると、 次の画像のようになった。

Gold

当然のことながら、 このような状態では、インベントリ内の空きブロックが不足するので不便だった。

そこで、私は、「銀行」を利用していた。
しかし、この時点の「私」にとって、「マビノギ」における銀行の手数料は、 一般的な RPG におけるそれにくらべ、 破格と感じるほど高額に思えた(2 度と利用したくないと思ったため、 料金の詳細を記録しなかった)。

「雑貨屋」で購入することのできる「金貨入れ」は、 4 ブロックの面積で 10,000 Gold までを収納でき、価格は、1,760 Gold だった。

金貨入れ

少なくとも、この時点では、金貨入れを使用した方が有利であると考えれた。
しかし、クローズドβテストの期間は、残りわずかとなっていた上に、 クローズドβテストにおけるプレイヤキャラクタのデータが オープンβテストに引き継がれないことは、当初から明らかだったので、 結局、購入しない方針とした。

ヒーリング

少なくとも、クローズドβテスト期間中に関する限り、 ヒーリングは、本を「熟読」することで修得するスキルだった。

熟読

この時点の私が知る限り、マビノギにおいて、 スキルを修得した直後のランクは、「練習」だった。

練習

このランクまでは、AP を消費することがなかった。
スキルによっては、このランクのままでも使用可能だった。
しかし、ヒーリングに関しては、ランクを F に上昇させる必要があった。

スキル昇級

ヒーリングの場合、ランクを F に上昇させるのに必要な AP は、2 だった。

早速、使用してみた。

ヒーリング

アタック以外の戦闘スキルは、 ファンクションキーを打鍵してから攻撃が可能になるに時間を要した。
生活スキルの一部には、詠唱動作があった。
私は、魔法スキルであるヒーリングの詠唱動作というものをこのとき初めて見た。

詠唱が終了すると、画像のように 5 個の「マナの光」が「私」の周囲を回転した。
「私」の頭上のアイコンにも 5 という数字が表示されていた。
これは、1 回の詠唱で 5 回使用できることをしめしていた。
1 回の詠唱で消耗する「マナ」(マビノギでは、「MP」ではなく、「Mana」だった)は、 15 だった。
詠唱のみでは、スタミナを消耗しないようだった。

この時点で、すでに、自身に使用した場合はスタミナの消耗が大きく、 他者に使用した場合はスタミナの消耗しないとの情報が出回っていた。
試しに、「私」に使用してみると、スタミナを大きく消耗した。
後に、実戦において、5 回分を一気に使い切ると、スタミナが尽きてしまうので、 ライフは回復しているにもかかわらず、 次の攻撃に転じることができないという事態に何度も陥ることとなった。

点目

2005年2月6日頃、私は、NPC「デイアン」が点目であるとの情報を得ていた。
クローズドβテスト期間も残りわずかとなったので、真偽を確認しておくことにした。

点目

衝撃的な光景だった。

エモーション

ネクソンの MMORPG の多くには、 「エモーション」と呼ばれる機能が実装されていた。

ヒーリング

マビノギの場合、キーボード上の ALT を押下しながら数字キーを打鍵するか、 チャットで特定の文字列を入力すると、 プレイヤキャラクタの表情を変化させることができた。

エモーション

私は、修得したばかりのヒーリングの視覚効果の美しさをしばしながめていた。
実用性などどうでもよいとすら思えた。


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