作成日 | 最終更新日 | マビノギのバージョン(作成時) |
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2005年2月12日 | 2005年2月16日 | 18 |
私が「マビノギ」の存在を初めて知ったのは、2003年の10月頃だった。
私は、ネクソンの MMORPG である「アスガルド」のプレイヤだった。
当時、3D描画の MMORPG といえば、リアルな絵柄のものがほとんどだった。
私には、マビノギの Cartoon Rendering がきわめて斬新なものに見えた。
2005年1月29日、私は、クローズドβテスターに当選したことを知った。
後に、これが競争率15倍という狭き門をかいくぐった結果であることを知った。
クローズドβテストの期間は、2週間程度であるといわれていた。
しかし、2005年現在、私の 1 日の平均プレイ時間は、精精 1 時間程度だった。
帰宅が深夜になれば、自宅では、
コンピュータの起動すらしないという日も頻繁にあるという状況だった。
クローズドβテストは、2005年1月31日に開始された。
インストーラ(クライアント)は、「マビノギ公式Webサイト」で入手できた。
これを入手する際、
「マビノギID」とマビノギID の「パスワード」を入力する必要があった。
パッチも入手可能だったものの、適用する必要は、なかった。
インストーラ(クライアント)の大きさは、わずか 356MB(NTFS の場合)だった。
インストールは、瞬く間に完了したという印象だった。
インストール時に生成されたショートカット開くと、
「Mabinogi Client Launcher」が起動された。
実は、この時点で、サーバー側の状態が確認されているようだった。
次に、「ゲームスタート」を選択すると、「ログイン」画面が表示された。
ログイン画面で入力すべきものは、
「マビノギID」とマビノギID の「パスワード」だった。
これらは、マビノギ公式Webサイトで入手(登録)しておいたものだった。
マビノギのプレイヤキャラクタは、 「カード」と呼ばれる単位で管理されているようだった。
1 カードにつき、1 プレイヤキャラクタを作成できた。
クローズドβテストでは、1 マビノギID につき、1 カードのみだった。
未使用のカードを選択すると、「New Character」画面が表示された。
この画面で選択すべきものは、 「サーバー」、 「年齢」、「名前」、「性別」、「種族」、 「髪型」、「髪の色」、「目の形」、「目の色」、「口の形」、「肌色」 だった。
私が最初に選択したのは、サーバーだった。
クローズドβテスト期間中は、1 サーバーしかなかったため、選択の余地はなかった。
しかしながら、この画面は、プレイ可能なサーバーが
プレイヤキャラクタの作成時に決定されることを明確にしめしていた。
将来、複数のサーバーが設置された場合でも、
ひとつのプレイヤキャラクタでサーバー間を移動することはできないとのことだった。
マビノギでは、プレイヤキャラクタの年齢によって、
レベルアップ時に増加する基本能力(ステータス)の種類や増加の程度が異なることが
知られていた。
また、一定期間毎に加齢され、ある年齢を超えると、レベルアップ時には、
基本能力が上昇しなくなることも知られていた。
私は、最も低い選択肢である 10歳を選択した。
前述のとおり、この時点で、クローズドβテスト期間中は、
2週間程度といわれていた。
このため、加齢の契機は、1回か 2回しかないはずだった。
したがって、即戦力とするのであれば、
最も高い選択肢である 17歳を選択するのが妥当であるように思えた。
しかし、私は、 自分のプレイヤキャラクタが成長していく様子を見ることを 今後の楽しみにしたいと考え、前述の選択とした。
「名前」は…
この「私記」では、私のプレイヤキャラクタのことを「私」と呼ぶことにした。
選択すべきものの内、「種族」は、「人間」しか選択肢がなかった。
「髪型」、「目の形」、「口の形」を選択する際には、 「顔の拡大」を有効にしておくと便利だった。
星が付与されている選択肢を選択するためには、 「プレミアムカード」が必要とのことだった。
しかし、クローズドβテスト期間中は、 プレミアムカードを入手できないとのことだった。
「作成する」を選択すると、次のような「お知らせ」が表示された。
プレイヤキャラクタの作成を完了すると、「キャラクター選択」画面にもどった。 この時点で、「チャンネル」を変更する場合には、 まず、プレイヤキャラクタを選択した後に行う必要があった。
マビノギにおけるチャンネルとは、
プレイヤキャラクタのデータを共有したサーバーのようなものであると、
私には、思えた。
ひとつのプレイヤキャラクタでも、
一旦、「ログアウト」すれば、他のチャンネルでプレイすることができた。
プレイヤ同士で協調するためには、
各プレイヤが同一のチャンネルを選択する必要があった。
マビノギは、NPC との会話によって進行することが知られていた。
NPC との会話は、
「旅行日誌」にあるキーワードを選択することによって行うことができた。
会話によっては、新しいキーワードを得ることもあった。
新しいキーワードを選択すると、新たな情報を得ることもあれば、 状況の進展が発生することもあった。
現時点の私の主力機は、2003年7月25日に購入したものだった(購入当時は、 ハイエンドな製品であったものの、現時点では、 次期購入機種の選定に移行しているというのが実情だった)。
GA は、RADEON 9000 の眷族であるものの、
VARM の容量は、一般的なデスクトップ機にくらべて小さい上に増設もできなかった。
はたして、この程度のもので正常に動作するのか疑問に思っていた。
しかし、これは、まったくの杞憂だった。
すべての挙動が驚くほど軽快だった。
そればかりか、「環境設定」で選択可能な
「画面」と「効果」をすべて最高の状態にした場合でさえ、軽快に動作した。
しかし、「解像度」を高くすると、文字が小さく表示されてしまうため、 「1024*768」を選択することにした。
当初、「効果」の選択肢のひとつである「ワイドモードサポート」
というのが何のことであるのか、私には、理解できなかった。
調べてみたところ、
マビノギの画像をディスプレイの縦横比がワイドテレビなどと同じもの
(アスペクト比が 16:9)に対応させる機能とのことだった。
「インターフェースカラー」も変更可能であるはずだったものの、 私は、「スカイブルーグラス」が気に入ってしまったので、このままとした。
光源の描画や光源に応じた陰影、風になびく植物、 流れる水、その中をゆらめく魚など、 エリンで見えるものすべてを美しいと感じていた。