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金持ちへの戦略その7 「あなたの経済的価値はいくらですか?」 | ||
スポンサード リンク 『戦略その5』で証明した通り、資産形成の初期段階においては、毎年どれだけ多くの金額を投資できるかが勝負です。 毎年どれだけのお金を投資できるか? 「自分が稼いできたお金の中から、どのくらいの金額を、不労所得を伸ばしていくために投資できるのか?」が、我々の持つ課題です。 投資額をどうやって増やしていくのか? この質問の答えは簡単で、『戦略その6』の『金持ちへの方程式』を参照すると、頑張って収入を増やすか、節約して支出を減らすかのどちらかです。 そこで今回は、「収入を増やしていく」ことを考えるために、 我々が持つもう一つの資産、『人的資本』について考えていきましょう♪
スポンサード リンク 人的資本とは? ――――― ここまで、我々が持つ資産には、大きく分けて『時間』と『お金』があると言って参りましたが、 各論的に考えると、我々はさらに、『人的資本』という資産を所有しております。 『人的資本』とは、人の資本、つまり、個人個人を経済的価値へと転換したものです。 世の中では、同じ人間が同じ時間働いても、得られるお金は異なります。 それは、人によって能力に差があるからです。 我々が生きる、資本主義経済の世の中においては『人にはできない能力』に経済的価値が存在するのです。 そして、『人にはできない能力』を『人的資本』と呼ぶのです。 もう少し専門的に言うと、 『人的資本』とは、各個人が修得し培った教養・知識・技能などを総体化したもので、 『人的資本論』とは、個人の生産性や所得は『人的資本』により決定され、教育や訓練に投資し、『人的資本』を高めることで将来に投資以上の高生産性と高所得を得ることができることです。 よって我々は通常、『人的資本』と、『時間』という資産の両方を使って給料を得ているわけで、 『人的資本』が大きい人は時給が高く、『人的資本』が少ない人は時給が低いのです。 例えば、『人的資本』が大きい人の代表は、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀樹です。 彼は毎年、10億円以上のお金をバット一本で稼ぎます。 (ちなみにサラリーマンが生涯に稼ぐ金額は2,3億円と言われています。。) でも、「うらやまし〜」なんて思ってはいけません。 松井さんの『人的資本』が大きいのは、20年間に渡る『自己投資』の結果なのです。 松井さんは、小学生の頃から『野球を練習する』という『自己投資』の結果、現在の『人的資本』を築きあげたのです。 あなたの『人的資本』はいくらですか? ――――― ここに、1年間働いて、年500万円の収入を得る人がいるとします。 では、この人の『人的資本』はいくらでしょうか? 市中金利を1%とすると、 資産運用で500万円の利益を得るのには5億円の元本が必要となります。 よって、この人の『人的資本』を計算すると、その価値は5億円ということになります。 (500万円÷1%) この人には、5億円の経済的価値があるということになります。 人間を債権化するのは少々、不謹慎かもしれませんが・・・ では、ご自身の人的資本を計算してみましょう♪ スポンサード リンク 人的資本と金融資産のどちらに投資する? ――――― ご自身の『人的資本』を計算されたでしょうか? ご自身の『人的資本』と『金融資産』の値を比べてみましょう♪ ほとんどの方は、人的資本の方が大きい状況にあるのではないでしょうか? 我々は、知らず知らずのうちに巨額な人的資本を築き上げてきたのです♪ 次は、『人的資本』と『金融資産』にどのような戦略で投資した方がいいのか考えて行きます♪ 頑張ってそれぞれの資産を築き上げて行きましょう!! 『人的資本』に投資すれば、年収が上がり、投資をするための軍資金(元手)を増やすことができます。 (とても簡単に言ってしまいましたが。。) また、人によっては金融資産へ投資しなくても莫大な年収によって暮らしていけるかもしれません。 それに、『人的資本』は無形資産に入るものですので、人的資本がどんなに大きくても課税されません。 しかし、『人的資本』の欠点は、人的資本を活用して収入を得るためには『時間』という資産を同時に使わなくてはならないことです。 一方、金融資産に投資すれば、自分は働かなくていいのですから、『不労所得』を得ることになり、 我々の理想である、『経済的自由の道』へと確実につながっております。 しかし、十分な不労所得を得るための金融資産を形成するのにはとても時間がかかります。 では、どのような戦略で両者に投資していくか? もちろん、どちらにもバランスよく投資して、その価値を上げていくことが理想です。 『人的資本』と『金融資産』をバランスよく伸ばしていけば、どちらかがコケた時の最強のリスクヘッジになるのですから。。 『資産』によるリスクヘッジはとても強固なものです。 例えば、『保険』によるリスクヘッジとは全く性質が異なります。 何故なら、『保険』は加入者にとって、確実に損をするリスクヘッジなのですから。。 (参照:『保険徹底攻略法』) 一般的に、資産形成の初期段階においては、『人的資本』に投資をして、時給・年収を上げていくことが効率的だと言われています。 『金融資産』を築き上げていくためには、軍資金が必要ですが、 資産形成の初期段階においては、金融資産からの不労所得がほとんどない状況なので、 人的資本からの収入(自分が働いて得る収入)を頼りに金融資産を築き上げていくしかないのです。。 ですから資産形成の初期段階においては、自分の『時間』を切り売りする際に、『人的資本』を活用して、時給を上昇させていくことが理想ではないでしょうか? まずは、『人的資本』に投資して『人的資本』を大きくすることで、 年10万円を金融資産への投資を行っている状況から、 年に100万円、300万円を金融資産へ投資できるポジションへと移行するのです。 もちろん長期的には、我々は、徐々に不労所得の比率を高めていく戦略を取っていくのですが、初期段階に限定して考えると、『人的資本』の活用による継続的な軍資金の確保に徹することが重要なのです。 簡単に言えば、なけなしのお金で年10万円を金融資産へ投資していくよりも、 まずは、『人的資本』に投資して時給を上げてから年に100万、300万と投資へ投入するほうが長期的に見れば効率的ということです。 『人的資本』への投資は、最大の『無形資産』となるでしょう。 インフレにも強いですし、一生課税されることもありません♪ しかし相続はできませんが・・・(笑) 「『金持ちへの道』には、 『人的資本』や『金融資産』という資産に対して、 時間とお金を『うまく配分して投資していく能力』が重要!!」 参考サイト一覧 (すべてのサイトで『無料資料請求』ができます♪) |
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