2/25(金)カンクン→ワシントン
カンクンから3時間程でワシントンに到着。寒いぞ〜。それでも昨日までは雪が降っていたから、今日はまだマシだとか。

2/26(土)ワシントン
ワシントンといえば、ホワイトハウス。内部見学ツアーに参加すべく、ホワイトハウスビジターセンター(ホワイトハウスの近くのビル)へ行くが、そのビルに入るセキュリティで30分並ばされる。ようやく入ってインフォメーションで聞くと、テロの影響で、今は6ヶ月前に米国の議員か日本大使館経由で申し込まないとダメだと言われる。

仕方ないので、外から眺めようとホワイトハウスのフェンスに近づくと、突然警官が有無を言わせず観光客を排除。何だ何だ、と思って近くの交差点でプランを練り直していると、けたたましいサイレンと共に黒塗りのバンやパトカー、白バイの車列が。偉い人が乗っているんだろうね〜、と嫁とぼんやり話して眺めていたら、後ろに居た典型的な巨漢米国白人おばちゃん(田舎おのぼりさん系)が「Oh my god! It's George!! George---!!!! Did you see that? He looked at me!!! Ohhhhh George-----!!!」と叫んでいたので、多分ジョージという人が乗っていたんだと思います。

イメージと違ってセダンやリムジンなんかではなく、数台の同じような黒いバンの車列で、そのうちの2〜3台はドアやバックドアを全開にしてフル装備のSWATみたいなのがマジ顔で乗っていました。

あとは、お約束で、スミソニアン博物館や議会を見て帰りました。


説明もなしに追い払われるので、観光客は警官の後ろで右往左往。


ジョージが乗っていた車


やっと見れたホワイトハウス。ジョージお出かけのため、5分後にはまた近寄れなくなってしまいました。



振り返るとワシントン・モニュメントが見えます。

スミソニアンの航空宇宙博物館にあるアポロ11号。近くで見るとものすごくおもちゃっぽいので逆に感心。



DC5の展示では実際に搭乗し、コックピットや客席を見ることができます。思わず「飛行機オタク」全開に。

2/27(日)ワシントン→ニューヨーク

別名「大統領の教会」。高級車で身なりのよろしい方々が集まる一方、普通の人は近寄ることもできない雰囲気。神様も資本主義です。

昨日見てなかったリンカーンメモリアルへ行き、その後ホワイトハウスの裏手にあるセント・ジョーンズ教会へ。この日は日曜日でミサがあり、中には入れませんでした。ミサに集まる人々は見るからに高そうなお召し物を着ている人ばかりで、ちょっといただけませんでした。

昼のフライトでニューヨークへ。快晴でマンハッタンが上空からよく見えるようで、機長が何度もアナウンスに現れ、遊覧飛行のように右手・左手に見える建築物などを説明してくれました。あまりのうざさに、近くにいたアフリカ系アメリカ人の客室乗務員が小声で「Shut up man〜」とつぶやいていました。でも本当に良い天気でした。

ホテル到着後、証券会社時代の同僚N田氏及びN島夫妻と食事へ。ユニオンスクエア近くのオイスターレストランで久しぶりの再会を祝して乾杯〜。昔話や米国話などで会話も弾み、気づけばシャンパン・ワイン5本を空け、財布は軽く、記憶はなし。N田氏は深夜のamtrackでフィルに戻り翌日は試験、N島さんは翌日日帰りフィル出張だとか。お付き合いしていただき、感謝感謝です。

2/28(月)ニューヨーク
翌日二日酔いの為、午後まで起き上がれず。ようやく起きれば外は積もるような雪。とりあえず、和食が恋しくなったので吉野家へ行き、後はホテルで明日、明後日のプランについて考えることに。かなり安いホテルなので、ハイスピードアクセスはなく、ダイヤルアップもうまく繋がらない。がっ、何故か、時々ワイヤレスネットワークに無料でつながり、メールやネットができることを発見。スピードが遅いのと不安定なのがネックですが、タダなので文句は言えない。


引きこもるには絶好のお日和。

タイムズスクエア近くの吉牛。みずぼらしい老人がふらりと入ってきて、たまたま注文カウンターにいたビジネスマンに牛丼一杯恵んでもらってました。


3/1(火)ニューヨーク

映画館のチケット売り場。

アカデミー賞を受賞した映画「Mllion dollars baby」を観に映画館へ。さすがに平日の午前中だけあって、超人気作と言えどもガラガラ。巨大コーラとポップコーンを両手に意気込んで映画を観る。がっ、語学力不足で肝心なところが理解できず、不完全燃焼。一方で、周囲の米国人は号泣状態。長いスペイン語圏を経て米国に来たので、英語がすごく分かる気になっていたのですが、正しい現実を思い知る。

その後、国連見学へ。ガイドツアーは、フランス人の女性がガイドで、滅茶苦茶気が強く、ちゃんと聞いていなかったり、遅れたりすると手厳しく叱られる。ツアーではテレビでよく見る安保理の会議室などが見れるものの、他にはあまり見所無く、終わってみればガイドの厳しい表情だけが強く印象に残った。


すごくテレビで見たことある光景。

写真を撮るときも、怒られないかドキドキです。



おにぎりとおでんを前に満面の笑み。
この後、街角にあったおにぎり屋さんで、おでんとおにぎりを食べ、少し買い物へ。やっぱり何でもありますね〜。欲しくなるような物がたくさん。小物ばかり買い、後は溜め息をつきながらぶらぶらと散策。

夕食は再びN島さん夫婦と一緒に、いつもNYで楽しみにしているお寿司屋さんへ。みんなで一昨日の暴飲暴食を反省し、今回は手堅く注文。夕食後、マンハッタンのN島さん宅へ寄らせてもらい、NYでの生活の一端を拝見させてもらいました。ドアマンが居るとても綺麗なアパートメントで、部屋もセンスがよくて、こんな感じで毎日生活したらニューヨークは最高に楽しいだろうな〜、としばし夢想。でも、働かないとダメなんですよね。。。


N島夫妻@Sushi of Gari。
3/2(水)ニューヨーク
この日は、先ずブロンクス動物園へ。地下鉄で北上していくとどんどんアフリカ系アメリカ人比率が高まり、最後は我々以外ほぼ100%。駅を降りてちょっとどきどきしながら動物園へ。

一面雪に覆われた園内では、ホッキョクグマやユキヒョウ、シベリアンタイガーなど寒さに強い動物が嬉々として歩き回っていました。嫁はトラのエンリッチメント・セッションを見て大喜び。逆にこの動物園の目玉「コンゴの森」ではゴリラをほとんど見ることができず残念がっていました。ルワンダで沢山見たからいいじゃないかと思いつつ、私は寒さに耐えるのに精一杯でした。


タイガー・マウンテン前にて。

セッションの一場面。見学していた小学生が「そのワイヤー、丈夫なの?」と質問してました。

劇場入口。お客は日本人率が高かったです。

動物園の後は、軽く夕食を済ませてミュージカルへ。今回初めてオフブロードウェイを観ることにし、選んだのは「STOMP」。台詞が多いと分からなくなるリスクを避け、台詞が少なく、パフォーマンスが派手なものにしました。劇場は座席が200程と小さく下北沢の小劇場みたい。舞台はまあまあ面白く、2m級のロシア人が前の席だったのでちょっと観にくかったことと、斜め後ろの日本人が舞台中に携帯かかってきて、しかも小声とはいえ会話をしていたという事件に閉口しました。まあ、ロシア人にはちょっと観にくいと言ったらすぐ協力的な姿勢にしてくれ、日本人には振り向いて鬼の形相で相手の携帯を指差したら問題は解決しましたが。この舞台では日本人の若い女性が主役級の役を演じていて、ちょっと感動しました。

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