弟がスイスに来るのはこれが初めて。スイスらしい山と湖の景色が楽しめるリギ山に、今度は一泊で訪れました。
前回同様ルツェルンからフィッツナウ経由でと思ったのですが、ルツェルンに行く道が渋滞していたため急遽行き先を変更し、リギのもうひとつの玄関口アルト・ゴルダウ（Arth-Goldau）に向かいました。ここからもリギ山頂行きの登山電車が出ています。山岳ホテルRigi Kulmの宿泊者は運賃が半額になるサービスあり。
登山電車Rigi Bahnの駅。SBBの駅から少し離れた場所にあります。
アルト・ゴルダウの教会
美しい景色を眺めながら山頂駅に到着。ホテルはさらに少し登ったところにあり、荷物と楓を抱えてゼーハーいいながら長い階段を登りました。が、後でよく見たら駅からホテルに上がるエレベーターがありました。山では落ち着いて行動しましょう。
リギクルムホテル
テラスからの眺め。快晴ならアルプスがよく見えます。
ホテルに着いてまもなく雨が降りだし、やがて大粒のヒョウに。その後は霧がたちこめ夕日は見えませんでしたが、夜には天気が回復し、ホテルの部屋から麓の夜景が楽しめました。Rigi Kulmはスイス初の山岳ホテルとして1816年にオープンしたそうですが、改築・改装を経て今はすっかり現代風の建物になっており、客室もごくシンプルな作りでお値段もスイスにしてはリーズナブルです。
ハイキングコース
ご来光
山頂には塔が立っていて、少し登れるようになっています。ここからご来光を見たのですが、日が登るまでの間、風が防げてよかったです。電波塔でもあるらしく、ホテルの無線LANはこれまでスイスで行ったどこよりも高速でした。
翌日は朝日を見るべく、早起きして徒歩５分ほどの山頂へ。空には雲が広がっていましたが、山と雲の隙間から奇跡的にご来光が見えました。
夜明けの空と電波塔
