楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Feb. 21. 2015
    3歳の最高到達地点 
    つづいて、生活編。

着替え
1歳児の頃のようには着替えを嫌がらなくなった。
が、洋服にこだわりが出てきて、気に入らないものは決して着ない。
ズボンよりスカートが好き。ピンクや黒を好む傾向あり。
私が選んでもたいてい却下されるので、毎朝着る服を自分で選ばせている。
畳んであるものをさんざん引っ張り出したあげくに、片付けもしないで
去っていく様子が夫とまったく同じ。なんとかせねば。


女子ですなあ

食事
とても食が細い。あまり食事に興味がないらしい。これも夫と同じ。
そんな中でも、自分からどんどん食べるのがフライドポテトと玉子焼きとカニ。
お蕎麦も好きだが、おいしい店かどうかで露骨に食べる量が変わる。
何が食べたい?と聞くと「お魚」と言うことが多い。野菜は避ける傾向だが
「あぶ(夫)が作った野菜だから食べて」とすすめると、一口は食べる。
「おいしい」と言いつつもそれ以上はすすんで食べないことが多い。
保育園では残さずなんでも食べているらしい。が、先生によると
苦手な食べ物が出たときは眠ったふりをするらしい。


あぶの畑

おやつ
起きてすぐにチョコレートを3つ食べるのがすっかり習慣になってしまった。
チョコレートおばけが怖いので、1日3個の枠は厳守。でももうちょっと食べたい
時は、m&mを2粒だけ握りしめて「分け合いっこして」と頼みに来る。
粒を半分だけかじって、残りを楓に渡すと嬉しそうに頬張る。
この2粒は私の枠としてカウントされるので、チョコレートお化け的には
問題なしという理屈だ。3粒ではなく2粒持ってくるのは、私に1個分の枠を
残してあげようという楓なりの気遣いらしい。
そんなややこしいことを毎朝しているせいで、3までの足し算引き算は完璧だ。

遊び
お気に入りの遊びは、ごっこ遊び。
「楓ちゃんが赤ちゃんで、おかあさまがママね」とか「楓ちゃんがお姉ちゃんで
おかあさまが学校の先生ね」など言い渡され、しばし楓が決めた設定に従って
会話をしなければならない。お人形やぬいぐるみを赤ちゃんに見立ててお世話
したり、お姫様になって王子様とダンスしたりするのも大好き。ミニキッチンを
使ったおままごとや、リカちゃんのレジスターをつかったお店屋さんごっこ、
メルちゃんの病院セットを使ったお医者さんごっこなど、バリエーションは無限。
長時間のおつきあいはちょっとつらい。


なぜ患者さんたちに混ざってバナナを食べているのかはナゾ。

お風呂
以前ほどシャンプーを嫌がらなくなったため、すっかりシャンプーおばけの
出番はなくなった。夏に保育園のプールで鍛えられ、頭からシャワーを浴びる
ことができるようになったものの、シャンプーの泡はどうしても苦手らしく、
顔につくと「タオルー!」と大騒ぎになるので、結局いまだに赤ちゃんスタイル
で膝の上で仰向けにして洗っている。

トイレ
3歳になる頃から昼間はオムツなしで過ごせるようになり、春からは寝る時も
「お姉ちゃんパンツがいい」との本人の意向でオムツなしに。
外出や移動の際にも、ちゃんとトイレがある場所で「トイレに行きたい」と
自己申告してくるので、困ったり焦ったりしたことがほとんどない。
おねしょも数えるほどで助かる。けど夜中に「おかあさま、おしっこ」と
起こされトイレに連れて行かされたりするので、そんな時は
「まだオムツでよかったのに」と心底思う。

読み書き
数字は2桁まで読めるようになった。けど、時々1の位と10の位がひっくり返る。
ひらがなは半分ぐらい読めているらしい。楓の「か」がお気に入り。
アヒルの絵の横に「あ」がついているような、イラスト付きひらがなチャート
だと読める率があがる。が、「い」を指さして自信たっぷりに「わ」と言って
いたので、字を読んでいるわけではないらしい。


それは「わんわん」ではなく「いぬ」

お絵かき
それまではぐちゃぐちゃの線だったり、顔らしきもの、程度だった楓の絵が
突然進化して、初めてはっきりそれとわかる形になったのは3歳1か月の頃。
トトロのDVDを見た後にとつぜん「お絵かきしたい」と言って紙とクレヨンを
要求し、一気に書き上げたのがこちら。


まっくろくろすけ。白いけど。

以降ひたすら顔を描くようになり、次に顔から直接足が生えた「頭足人」に
進化し、4歳近くなってようやく胴体がついて人体が完成した。

フルパワー
楓を見ていると、子どもはエネルギーの塊だなあとつくづく思う。
起きてから寝るまで、ずーっと全力で遊び、笑い、泣き、怒り、歌い、踊り、
考え、しゃべっている。小さな頭はいつもフル回転だ。
まだ字は書けないが、この間絵をかきながら、手紙を読むような口調で
「あぶ、おかあさま、大好きよ。みんなで幸せに暮らそうね」と言っていた。
どこからそんなフレーズを思いつくのか、子どもって不思議だ。


楓が描く絵はいつもハッピーそのもの