楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Apr. 22. 2013
    ヒトとモノ 
   
4月から晴れて町立保育園に入園した楓。
なじむまで少々苦労した一時保育とは打って変わって、泣いたのは
初日の朝の預ける時に数分だけ。その後も毎日「保育園楽しい」と
言いながら毎日ウキウキで登園している。
制服を着た姿を見ると、なんだかもうすっかり一人前だ。


ちょっとブカブカだけど


おしゃべりもますます上手になり、大人と話す時とほぼ同じ感覚で
会話のキャッチボールが楽しめるようになってきた。
とはいえ、やっぱり2歳児。どうやらヒトとモノの区別がいまいち
ついてないっぽい。

たとえば何か物音がしたときに「何か音がしたよ」ではなく「何か
声がしたよ」と言う。夜2人きりで家にいる時にこの発言をされると、
わかっていても結構怖い。

札幌の実家でリンゴジュースを出された時、真剣な顔をしてグラスの
中の匂いをかいでいたので「どんな匂いがする?」と聞いてみたら、
「・・・りんごの声がする」と、とてもpoeticな答えが返ってきた。

実家のリビングにある掛け時計は1時間ごとにメロディが鳴るのだけど
その音を聞くたび「あ、時計しゃんが歌ってる」と報告してくれた。

雨の日に、スーパーの駐車場でちょっとだけ雨に濡れて「冷たいねー」
と言っていた楓が、車に乗ってから窓にふりつける雨を見て
「窓しゃん、冷たいかな? 窓しゃん、大丈夫かなー」と
心配そうにつぶやいた。

お気に入りのお人形、メルちゃんも妹のように可愛がっていて、
「お隣に座って一緒にお弁当食べるの」など楽しく遊んでいる。
けど、こちらが調子を合わせて「ほら、メルちゃんそんなとこに
置いたら寂しいって言ってるよ」といって片付けさせようとすると
「人形だからね」と突然冷静に言い返してきたりする。

もしかしてヒトとモノの区別、完全についてる?