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札幌の実家に楓をつれて遊びに行った。
自宅から実家へは、車→新幹線→在来線→モノレール→飛行機→
バス→タクシーを乗り継いで約7時間。結構長い道のりだけど、
うまいことお昼寝をしてくれたり、景色やおもちゃで気を紛らわせたり
しながら、今回は比較的穏やかに移動ができた。
唯一のアクシデントは、行きの飛行機で気圧の変化で耳が痛いと泣かせ
てしまったこと。赤ん坊のころは離着陸にあわせて授乳したりと全力で
気圧対策していたのに、今回はなんとなく大丈夫なんじゃないかと
油断してしまっていた。しかしこれで楓も学習したようで、帰りの
飛行機では「耳が痛くなるよ」と言うと自ら水をちょこちょこ飲んで
予防に努めていた。
モノレール車内。久しぶりに見るビル群に圧倒される楓
以前会った時は強面のじいじにすっかり固まってしまっていた楓も、
今回は空港で顔を合わせるなり「こんにちは」と笑顔で挨拶をし、
すすんで抱っこされていた。約半年ぶりの対面だけど、しっかり
認識はできているらしい。ばあばとも会った瞬間に手をつないで、
親の元をあっさり離れて行った。
大人になったね
冬に帰省するのは久しぶり。そして今年の札幌は雪の量がとても多い。
軽井沢で雪は見慣れてると思ったけど桁違いの迫力だった。
家の前の道。近所の車が雪に埋もれてます。
たっぷりの雪で雪だるまを作ったり、家でピアノを弾いたり、みんなで
ススキノに食事に出かけたり、3泊の滞在を思いっきり楽しんだ楓。
甘やかされ放題でとても快適だったらしく、帰る前日にはお風呂で
「ここ楓ちゃんのおうち?」と聞いていた。
その日の夜、家族揃ってテレビを見ていたら、子どもが卵焼きを食べる
シーンが出てきた。と、楓が「たまごやき食べたいの」と言い出した。
時間は夜の10時近く。「明日食べようねー」と流してみたが「楓ちゃん
食べたいの」「たまごやき食べたいの」と一向に諦める気配がない。
楓は食が細く自分から「食べたい」と言い出すことが普段あまりない
ので、この機会にリクエストにお応えしてみることにした。自分で
作るつもりで卵ある?と聞いたら、母がささっと作ってくれた。
調理中の母に熱い視線を送る楓
意外と箸使いがうまい楓
もしかして言ってみただけで食べないかもねーという予想を裏切り、
結構な量をぺろりと平らげて満足げにご就寝。翌朝の朝食でも卵焼き
だけはきれいに食べきった。もしかして卵焼きブーム到来?と母に
レシピを聞き、軽井沢に戻った翌朝、同じように作ってみた。
一口食べた楓は微妙な表情。「ばあばが作ったのと同じ?」「違う」
「どっちが美味しい?」「ばあば(即答)。」
・・・いい?楓、もう一回聞くよ。「おかあさまが作ったのと、
ばあばが作ったの、どっちが美味しい?」「・・・ばあば。」
2回目は、少し申し訳なさそうに答えていた。2歳児に気を遣わせて
すみません。
札幌旅行がよっぽど楽しかったらしく、その日の保育園では「飛行機に
乗ってじいじとばあばに会いに行ったの」とはりきって先生に報告して
いたらしい。また近々、ばあばの卵焼き食べに帰ろうね。
飛行機に乗る前は空港のドラえもんパークで発散
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