楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Oct. 29. 2012
    父親の役割 
    楓は今のところ、すっかりお母さん子に育っている。
目が覚めるとまず「おかしゃま」と抱きついてきて、夫がひきはがそう
ものなら大泣き。お風呂に誰と入る?と聞くと「おかしゃま」、
誰と一緒に寝る?と聞いても「おかしゃま」。遊びたいときも
「おかしゃま、あそぼ」とまず私の手をひっぱりに来る。


常に私がカメラ係のためなかなか撮ってもらえない貴重なツーショット写真。


夜、夫が帰宅すると「あ、あぶ!(←楓が名付けた夫の呼び名)」と
満面の笑みで駆け寄っていくが、抱っこされて「楓、チューは?」と
せまられると「あだのー(イヤなのー)」と拒否して逃げてくる。
好きと言われたい夫が「あぶ、好き?」としつこく聞いても絶対に
首を縦にふらず、ひたすら「おかしゃま、好き」と答え続ける。


はっきり「ううん」と答えないのは楓なりの気遣いか・・・


そんな楓が、なぜかシャンプーの時と歯磨きの時、そして着替えの時
だけは夫に絶大な信頼をよせている。
私が洗うと嫌がってシャンプーの間中ずっと大泣きし続けるのに、
夫が洗う時は別人のようにおとなしく、何をされてもなすがまま。
耳にお湯が入っても文句ひとつ言わず、リラックスしまくりで、
機嫌良くあくびまでしている。


お風呂準備中に悪行三昧


お風呂上りは大抵いつまでも裸でいようとするので、服やパジャマを
着せるのにとても苦労するのだけど、夫に洋服を持たせた途端、
一切の抵抗をやめ、自ら袖に腕を通したりズボンに足をつっこんだりと
やけに協力的な姿勢を見せる。
歯磨きも、私がやろうとすると逃げ回るのに、夫が歯ブラシを持って
「はーい磨こうね」と声をかけると素直に口をあけ、大きく「あーん」
までして、すみずみまで磨かせてくれる。


つまりお世話はさせてやる、と。


あと、足を使ってやる「高い高い」や「おうまさんパカパカ」も、
私がやると打点が低いのでいまいち楽しくないらしく、夫の専売特許
となっている。絵本も夫に読んでもらう方が好きらしい。


高い高いでおおはしゃぎ


しかしここまでやっても、眠る時は私にぴっとりとくっつき、
夫には足を向けて寝ようとする。なのである日、眠る前の楓に
そっと聞いてみた。「なんでそんなにお母様が好きなの?」
するとちょっと考えてから「あぶ、好き」と。
もしかして、ただのあまのじゃく!?


おしえなーい