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楓はかなり小柄なほうだ。
1ヶ月違いの従兄と。
生後半年ぐらいまではほぼ標準通りに育っていたのが、その後ペースが
がくっと落ち、日本に帰ってからの成長曲線はほぼ横ばいに。
1歳3ヶ月の頃にはとうとう下限3パーセンタイル(100人中小さい方
から3番目)を割り込み、保育園の看護師さんから「もう少しお食事を
がんばってみてください」と注意を受けてしまった。
真ん中のグレーの線が標準、赤い線が楓。点線は上下3パーセンタイル。
その頃の楓の身長は70cmで、10ヶ月児の平均とほぼ同じレベル。
体重は7.3kgで、7ヶ月児よりちょっと軽いくらい。
しかし中身は1歳3ヶ月なので、トコトコとよく歩いた。
そして、よく保育園の他のクラスの先生たち(楓の顔は知っているが
正確な月齢までは把握してない)から「小さいのに歩くの上手ねー」
「小さいのに一生懸命歩いてえらいねー」と褒めてもらっていた。
このころから
このころまで、身長体重ほとんど変わらず。
1歳7か月になっても見た目の「若さ」は続き、ある日商店街を
楓の手を引いて歩いていたら、すれ違った幼稚園ぐらいの子どもが
「あ!赤ちゃんが歩いてる!」と目を丸くし、店番のおばあさんからは
「あら、もう歩いてるの? いま何か月?」と真顔で尋ねられた。
生後19ヶ月です。
とはいえ少しずつは成長しているし、食事もちゃんと食べている。
それに夫も私も子どもの頃はずっと小さい方だったので、そのうち
育つときがくれば育つだろうと、まったく心配はしていない。
むしろ去年着ていたサイズ68~74の夏服が今年もまた着られたり、
軽いので抱っこがラクだったり(この点は保育園の先生にも大好評)、
親としては嬉しいことばかりだ。
でも保育園で0歳児ちゃんたちと未だ互角に張り合っている楓を見ると、
本人はもしかして意外と苦労してるのかもなーと思ったりもする。
まあ、それもまた人生ということで。
逆に大きい子に対してはあまり物怖じしない。
千歳空港内ドラえもんわくわくスカイパークのどら焼き型すべり台にて。
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