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1ヶ月健診に行ったとき、次の2ヶ月健診までにここへ行って
hip sonographyを受けてきてください、と一枚の紙を渡された。
紙には行先の住所、電話番号、ドクター名が書いてある。
アポ取りの電話をする際、①受付の人が出て ②英語が通じず
③何のための予約ですか?と聞かれる という最悪の事態に備えて、
事前にhip sonographyがなんなのかを調べ(股関節の超音波検査)、
ドイツ語でなんというか(Sonographie der Hüfte)をネットで検索。
準備万端で電話したら、①ドクターが出て ②もちろん英語が話せて
③「for baby?」と向こうから聞かれた ので、とても簡単だった。
スイスに来て以来、人生のわりと大きな部分をこういう無駄な検索に
費やしているような気がする。
その検査予約が今日の10時半。楓とふたりきり、しかも時間を決めて
出かけるのはこれが初めて。支度に手間取り予定より少し遅れて出発
したが、クリニックまで徒歩10分、なんとか時間ぴったりに到着した。
と思ったら、最後に思わぬ障害に阻まれた。
入口に段差ありすぎ。ベビーカーで登るのは絶対無理。
やむなくベビーカーを置き去りにし、楓とバッグだけ持って中へ。
盗難のリスクがちょっと頭をよぎったが、治安の良いスイスでは、
そのへんの心配は皆無に近い。
(財布を落としても誰かが拾って持ち主に郵送してくれるお国柄。
でも観光地では決して油断しないでください)
検査は10分足らずで終了、股関節は「Perfect!」とのこと。
楓もいい子にしていたし、ベビーカーも置いた場所にちゃんとあったし、
万事順調、と気分良くクリニックを後にした帰り道。
数日前に修理したばかりのベビーカーの車輪がまたも外れてしまった。
いやもう、そういうオチ要りませんから(涙)。
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