2008.1.19〜20
ミラノ
クリスマス直後から始まった冬物のセール。もしかしてお買い得品が見つかるのでは?とミラノに出かけてみることにしました。気合の1泊2日です。

バーゼルを朝6時に出発し、3時間ちょっとでイタリア国境に到着しました。税関は当然のごとく誰もおらずノーチェック、そして国境を越えた途端、路面がちょっとガタガタに。いいかげんでいいぞーイタリア! と盛り上がっていたのもつかの間、運転マナーがどんどん荒くなって行き、ミラノで高速を降りると状況は最悪に。狭い道でも容赦なく飛ばすわ、左車線を走っていた車がウィンカー無しで突然右折してくるわ・・・。黄信号で停まるスイスのマナーにすっかりなじんでいただけに刺激強すぎです。

国境

スイスでは見かけない、洗濯物のある光景


地下鉄
今回の宿泊先は、Mercure Milano Corso Genova。一泊106ユーロとケチったため、かなーり狭かったですが清潔で、寝るだけなら問題なし。地下鉄駅からは少々遠いですが、近くにバス停あり。ホテルの駐車場は別料金で一泊23ユーロです。

イタリアは約9年ぶり。趣ある街並みに「おーこんな感じだった!」と感動しつつ、地下鉄で街の中心部へ。チケットは一日券で3ユーロ。安い!とここでも感動。


ホテルの近所


とりあえずドゥオモ広場へ行き、大聖堂とガレリアを鑑賞。記憶以上に立派でした。その他の観光名所、スフォルツェスコ城とか最後の晩餐がある教会とかは、前に一通り見たので今回は行きませんでした。

さて、いよいよ高級ブランド店の並ぶモンテナポレオーネ通りへ。ブランド品とかよくわからない上、はっきりした目的もないのでちょっと入りづらいのですが、勇気をだして目に付いた店に片っ端からアタックしました。表立ってSOLDEと書いてあるところは少ないものの、中に入ると大半の店が冬物の値引きをしています。50%引きで靴1足とベルト1本を購入し、旅費の元はとれたような気になったので、あとはのんびりと目の保養をしました。貧乏性には向かない場所でした。
道行く人もお洒落&金持ち風が多い

高級惣菜屋PECK。日本にもあるがこっちのほうが美味しそう。
イタリアのお楽しみと言えばもうひとつ、「食」です! 
夕食まで時間があったので、惣菜屋でオリーブオイルを買ったり、ワイン屋でちょっと一杯(ほんとは二杯)ひっかけたりしつつ時間をつぶしました。ちなみにイタリアでは、バールとかエノテカで飲むときのおつまみは食べ放題。いやーやっぱりいい国だ!
ミラノ出身の同僚に教えてもらった店は満席だったので、ガイドブックで見たシチリア料理の店「da Salvatore」で夕食。激ウマでした。サービスもテキパキしてて文句なし。おすすめです。
ほとんど一番乗り。この後どんどん人が増え満席に。

フロアを仕切ってるおばちゃんに勧めてもらった魚と、シチリア風前菜。

殺風景
翌朝イタリアを後にし、フォックスタウンへ。国境の税関でTAXリファンドの書類にスタンプをもらう必要があったので、イタリアの出国口で車を停め、「税関どこ?」と聞くと、遠くにある地味な建物を指差されました。ほんとに?と疑いながら近づき、何も書いてないドアを開いて中に入ると・・・ありました、税関のカウンターが。現物をチェックすることもなくポンポンとスタンプを押して終了。やっぱいいなー、イタリア。

でもその後、スイスの入国できっちり「なんか申告するもの無い?」と聞かれます。間違いなくイタリアの税関に行ったのを見られてるので、ここは素直に申告。スイスに8%税金を取られるので、差額は結局5%くらいになります。
2ヶ月ぶりのフォックスタウン。ここはアウトレットモールなのですべての品物が年中安い、よって季節のセールというのはやらない、というのが建前のようですが、実際各店舗ではこの時期だけの「ultimate discount」というのをやってます。怖いもの見たさで2ヶ月前に買ったコートの値札を見てみたら、30%ほど値下がってました。買い物上手への道は長く険しい・・・。
11時開店。スイスとは思えない遅さだが、そのかわり日曜日も開いている。
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