2008.1.30〜2.11
ガラパゴス 〜グアヤキル編〜
2年越しの計画が遂に実現し、エクアドルのガラパゴス諸島へ行ってきました。
商社時代の同期、K島ファミリーとの合同家族旅行です。

ガラパゴスへの玄関口となるのは、エクアドル最大の商業都市グアヤキル。スイスからの直行便は飛んでいないので、1/30にチューリヒを発ち、まずニューヨークで一泊。翌朝のLAN航空に乗って、グアヤキルに到着したのは1/31の夕方でした。


ホテルの窓から見えるカテドラル
1月31日

JFKとは違ってあっさりとイミグレ通過。送迎を頼んでおいたので、到着出口で自分の名前を探すが見当たりません。近くで5分ほど待ったが誰も来ないので、もう一度人混みをかきわけ出口付近に戻り捜索したところ、人垣の後ろのほうで低ーい位置にプラカード出してるおばちゃんをようやく発見。そんなんじゃ見えないよとクレームすると「あら、私からはあなたたちが出口から歩いてくるところ見えたわよ。」って、それならもう少しアピールしろよ、この路線に乗ってるアジア人なんて何人もいないでしょ。


UNIPARKは1泊100ドル、ORO VERDEは125ドル。どちらも朝食付きで、ネットも使い放題!

ともあれ車に乗り込み町へ。ホテルの前にびっちり違法駐停車している車をクラクションや罵声で蹴散らしながら無事到着。ああこの感じ、なつかしいナイロビを思い出します。今回の宿泊先はUNIPARK HOTEL。ダウンタウンの中心部にほど近く、目の前にきれいなカテドラルと小さな公園があります。この公園がイグアナ公園です。

ちなみに帰路泊まったのはHOTEL ORO VERDE。観光するにはUNIPARKのほうが便利ですが、ホテル自体はORO VERDEのほうがよかったです。空港往復のシャトルも無料でとっても便利でした。
夜はタクシーで大型ショッピングモールにある和食レストラン「NOE SUSHI」へ。タクシーのメーターは6ドルちょいだったんですが、10ドル出してみたら7ドルお釣りが返ってきました。その後何回か乗りましたが、距離とか道の混み具合とか運転手の感覚で、なんとなく料金が決まるみたいです。

レストランはとてもお洒落で味もまとも。特にトロは旨くて安くて素晴らしかったです。


天ぷらは少々野菜率高し。

実は帰路もう一度行っちゃいました
2月1日

ばっちり決まった南米スタイル
この日は予備日。パナマ在住のK島家とはこの日の夕方に合流する予定です。

まず朝いちでホテルに隣接した床屋へ。恒例の「世界の床屋から」シリーズも6カ国目。普通に短くしてもらいたかったんですが、ものすごく怪しいカットの後、オールバック気味の南米スタイルにセットされました。でも5ドルだったんで文句は言えません。


気を取り直して市内観光へ。グアヤキルの主な見所は、イグアナ公園、マレコン2000(公園)、ラスペーニャス(丘)だそうで、とりあえずこの3つを押さえてみることにしました。
まずはマレコン2000へ。整備された遊歩道が川沿いに続き、モニュメントや展望台、映画館などがあります。敷地内は警備員が50mおきに立っていてとても安心。街中の治安も、昼間はちょっとデモとかやってるくらいで特に問題ない感じでしたが、夜になるとパッタリと人通りが途絶え、ちょっと緊張感が漂ってました。
マレコン。川は濁流でした。

全体的にゆるーい感じのデモ


ラスペーニャス入口。ここから444段(不吉)の階段をひたすら登る。

頂上からはグアヤキルの町を一望できます
このマレコンの北端にある丘がラスペーニャス。ここは以前スラムだったところを政府が改築・整備して観光地化したところだそうで、丘の上まで続く階段の両脇に、ブルーやピンクに壁を塗られた小さな店がぎっしりと並んでいます。

平日の午前中だからか、店からはまるでやる気が感じらません。しかも住民たちが普通にそのへんで寛いでいるので、だんだん「お邪魔しちゃってすいません」という感じに。それでも一応頂上まで登り、景色を眺めて帰ってきました。

ホテルへ戻り、向かいのイグアナ公園へ。ここではミドリイグアナが放し飼いにされています。ちょうどエサの時間だったらしく、芝生の上には野菜に群がる大量のイグアナが。想像以上の数です。ここのイグアナは触ってもよいそうで、私たちもおそるおそるタッチ。彼らのほうは特に気にしてない模様でした。

もしこれから行かれる方いらっしゃいましたら注意点をひとつ。かなり頻繁に、樹上のイグアナからおしっこが降ってきます。しかも水滴どころではなく蛇口全開ぐらいの勢い。この公園では決して木の下に立ちどまってはいけません。

夕方、K島家と合流し、シーフードレストランで再会の乾杯。
セビーチェ(白身魚のマリネ)が激ウマでした。

おびただしい数のイグアナを前に、まったく無関心な子供たち

徐々に接近

しっぽにタッチ

木の下を通るときはこれくらいの厳戒態勢で。
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