2019.4.6-10      
コロン
離島シリーズが続きます。4月の上旬にコロンに行きました。
今回利用した飛行機はセブ・パシフィックの子会社セブ・ゴー。マニラのターミナル4から出発です。このターミナルを利用するのは初めて。

4月はフィリピンのホリデーシーズンでもあるので(現地の学校は4〜5月が夏休み)、混んでるかもと警戒して少し早めに行ったのですが、とてもこじんまりとした空港で利用客も少なく、どこも行列することなくすんなりと搭乗ロビーまで入れてしまいました。

搭乗ロビーも1か所しかなく、前方に搭乗口が4つ並んでいて、時間になるとそのどれかが開くのでそこから乗るという緊張感のないシステム。幸いほとんど遅れることなく機内には案内されたのですが、例によって発着が混みあっているとかで離陸するまではだいぶかかりました。

到着したコロン空港は、いままで訪れた離島の中で一番の田舎でした。白っちゃけた土がどこかナイロビの風景を思い起こさせます。


コロン


(参考)ナイロビ

ホテルの送迎車に乗ったのは我々だけだったので、ドライバーに頼んで途中でお店によってもらい缶ビールを買っていくことにしました。ホテルは割高なので部屋では持ち込みビールを飲む作戦です。寄り道を快諾してくれたドライバーが最初に寄ったのはこちら。


道ばたの個人商店、いわゆるサリサリストア

しかし意外なことに缶ビールは売っていませんでした。
次に寄ったのはこちら。缶ビールの看板がでかでかと出ているので間違いありません。


率先してビールがあるか聞きにいってくれる親切なドライバー

と思いきや、買えず。どうやらこの地方の条例で昼間はビールが買えないようです。ドライバー自身はお酒を飲まない人らしく、お酒販売事情にはあまり詳しくなかったのですが、大きい店なら買えるはず、ホテルのちょっと先に店があるので行ってみましょう、というのでトライすることにしました。

ホテル入口を通り過ぎること約5分。ドライバーが満を持して寄ったお店がこちら。


あまり大きくない

予想に反して、ここではビールが買えました! がんばってくれたドライバーにチップを払ったのでお徳率は微妙ですが、少しだけ達成感を味わえました。

今回の宿はBusuanga Bay Lodge。ヴィラタイプの部屋からは海も見え、静かで居心地の良いホテルでした。難点は階段が多いこととWi-Fiが弱くて部屋で使えないこと。ロビーではつながりますがかなり遅いので、デジタルフリーな滞在を余儀なくされました。


いい感じに海が見える出窓


アナログに過ごすのもまた良し

特筆すべきはロビー正面にあるプールからの景色。穏やかな碧い海となだらかな山並み、そしてフォトジェニックな小島はいくら見ていても飽きないほど美しかったです。


プールからの景色

プールサイドにはデッキチェアがあるのですが、風対策のためかパラソルはなし。レストランのソファがプール近くにあるので、泳ぐとき以外はそこでくつろいでいたのですが、あまりにも日差しが強く、日陰にいても結構日焼けしました。プールはそれほど広くないですが深さがあり、あまり人が泳いでないので十分快適でした。


プールサイドで常人にはマネできない記念撮影をする人たち

このホテルもビーチは泳ぐ感じではなく、海のアクティビティはダイビングやアイランドホッピングに出るのが主流の様子。我が家はまたしてもどこにも行かずにホテルのプールにずっといました。ホテル前の桟橋でフィッシングができるというので一度挑戦しましたが、朝とはいえ日差しが強く、かなりの修行でした。


小さい魚が1匹だけ釣れ、リリースして終了。親が日傘で防御し、娘はお姫様フィッシングを満喫。

今回ものんびりして大満足の旅行だったのですが、コロンの難点がひとつ。
空港の搭乗ロビーに冷房がありませんた。うっかり早めに行ってしまい、扇風機だけを頼りに蒸し暑い中長時間待つのがつらかったです(しかもマニラ行きの飛行機はたいてい遅れる)。
今度行くことがあれば行きも帰りもなるべく遅めに空港に行こうと思います。



体育館っぽいブスアンガ空港

       
ひとつ戻る  Topへ戻る   次へ進む