2019.4.17-21 | |||
ボホール | |||
離島シリーズが続きます。4月後半にボホールに行きました。 この週はホーリーウィークで後半は4連休となり、ローカルの学校も夏休み期間のため、フィリピン国内ではトップクラスのハイシーズンです。空港も混むと言われてましたが朝早い便だったせいかそれほどの渋滞や行列もなく、飛行機も奇跡的にほぼ定時に飛んで、順調にボホールに到着しました。ボホールの空港は最近建て替えられたばかりだそうです。 新しくて感じの良い空港。コロンと違ってエアコンも完備。 今回泊まったホテルはHenann Resort Alona Beach。空港からわずか10分ほどで到着しました。ボホールはマニラ在住の日本人にも人気のリゾートですが、空港からホテルエリアへのアクセスが良いというのもその理由のひとつのようです。 しかしホテルに到着して驚きました。ロビーにはあふれんばかりの人・人・人! 大規模ホテルで客室数が多い×ホーリーウィークで満室状態×時間的にチェックアウトのピークに重なったため、カウンターに長蛇の列ができていました。チェックインしても午後3時まで部屋には入れないとのことで、荷物を預けてプールに行くことにしました。 ロビーの先には中庭のようなエリアがあり、大きなプールや小さなジャグジーが点在しています。そこをさらに通り抜け、レストランの前を通過してようやく到着するのがメインのプールエリア。大きなプールが2つあり、その先には白砂のビーチが広がっています。この日は結局そのまま5時までプールを満喫しました。夕方になると風は冷たくなってきますが、水の中は温かくまるでお風呂のようにいつまでもつかっていられました。 メインのプールエリア 翌日は島内観光に出かけました。車をチャーターしてまずはチョコレートヒルズを目指します。ホテルからは意外と遠くて1時間半ぐらい? 途中素朴な村をいくつも抜けていくのですが、その光景がなんとものどか。大きくはないけれどちゃんと手入れをされた住み心地の良さそうな家、庭先で美味しそうな実をつけるバナナやパパイヤ、マンゴーの木。喧騒のマニラとも豪華なビーチリゾートとも違うフィリピンの田舎の風景をかいま見ることができました。 チョコレートヒルズの展望台はたくさんの観光客でにぎわっていました。乾季で草が枯れた時に茶色くなるからチョコレートの名がついたそうですが、まだまだ緑でした。昔は海の底だったのが隆起してこんな地形になったのだそうです。巨人が喧嘩して石を投げあったとか、巨人が流した涙だとかの伝説もあるのだとか。 この光景を見るためには この階段を昇らねばなりません。炎天下でなかなかの修行。 ややチョコレートっぽい? チョコレートヒルズを後にして、ターシャの観察区域へ。ターシャは手のひらサイズのメガネザルで、フィリピンのマスコット的存在です。そんな小さいおサル、観察区域に行ったとしても見られるの? と思いつつ行ったのですが、入場ゲートからルートを歩いていくと前方で黄色い服を着た係の人とカメラを抱えた先客が群れになっていたのでターシャがいる場所はすぐにわかりました。 大きな葉っぱの下に隠れるように、木の枝にひしっとつかまっている姿は想像以上の可愛らしさ。夜行性なので基本的には眠っていますが、中には大きな目をぱっちり開けてこちらをじっと見ている子もいました。体が小さいだけでなくとても繊細で、大きなストレスを受けると自殺しちゃうこともあるのだとか。自撮り棒を限界まで近づけて大声で話しながら写真を撮っている人もいてちょっと心配になってしまいました。 眠そう 出口にはショップがありターシャグッズがこれでもかというほど売られていました 続いて向かったのは、ロボック川クルーズ。クルーズしながらフィリピン料理が食べられるということでランチにはぴったり。でもどうしてもここでなきゃ見られないものでもないし、混んでたり出発時間が合わなければ乗らずにホテルに帰ろうと思いながら行きました。 乗り場に着くとドライバーさんがてきぱきとクーラーのきいた待合室に案内してくれ、私たちを椅子に座らせてチケットの手配をしに行ってくれました。チケットの列は外にありとても暑そうです。しばらく待っているとドライバーさんが戻ってきて30分後に出発するクルーズなら乗れます、とのこと。ちょっと迷いましたがせっかく並んでくれたし待合室もまあまあ快適なのでそのまま待つことに。 時間になると呼び出しがかかり、船着き場に案内されました。そこには同じような船が何艘も並んでいて、思ったより大規模に運営されているようです。船に乗り込むとすぐにランチビュッフェが始まりました。お料理はありがちなフィリピンのビュッフェメニューでしたが思ったより美味しかったです。ギターと歌の生演奏もついてなかなかにぎやかでした。 川はジャングルの中をほどよく曲がりながら進みます。美しい景色を堪能しつつ、途中川べりのステージで地元の人たちが歌と踊りを披露してくれたり、子どもたちが川の上の枝やロープから水に飛び込む姿が見られたりと、なかなか楽しいクルーズでした。 船のデザインはいろいろ リアルジャングルクルーズ 地元の人のステージ ただ遊んでいるのか、観光客向けのショーなのか、いまいち不明 久しぶりにちゃんと観光したという達成感を胸に、あとはいつもどおりホテルのプールで朝から晩まで過ごしました。プールの中にバーカウンターがあり、娘8歳はそこで海を眺めながら作りたてのマンゴーシェイクを飲み、飲み終わったとたんにそのままプールに飛び込むという贅沢を毎日満喫していました。 ホテル前のビーチは、見た目はとても良かったのですが泳いでみると海藻が多かったり透明度もそれほどではなくいまいち。でもニモはいました。 プールで泳いでいたら、ふらりと海を見に来たスターらしき人を発見 帰っていくスターに不審がられる夫 食事はすぐ隣のAmorita Resortにおしゃれディナーを食べに行ったり、トリップアドバイザーで評価が高いアジア料理の店に行ってみたりしました。が、結局最終日の夜に食事したホテル内のレストランが一番おいしかったです。 トリップアドバイザーで評価が高かったBARWOO。韓国人オーナーの店と聞いて韓国料理を期待していきましたがメニューはアジアンミックスな感じでした。でもとても美味しかったです。 コロンとボホールでプール三昧だった娘。こんがり仕上がりました。 |
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