思うこと 第99話           2006年6月3日 記       

北米を空から眺めて

 フィラデルフィアで行われた国際神経ウイルス学会(2006年5月31日〜2日)が終わって、シカゴ経由で日本に帰る途中、空からの北米の姿に感動したので、お伝えしたい。


空からのシカゴダウンタウンの眺めは絵になる


シカゴ近効の住宅は庭にプールのある家が目立ち、日本にはない豊かなアメリカの一面を覗かせてくれる。


シカゴ郊外の新興住宅地も畑の中にゆとりを持って建てられており、日本では考えがたい、ゆとりをもったぜいたくな造成のしかたである。


これも、都市の周辺に無限に平地が広がる中部アメリカだから出来るわけで(下写真)、土地の狭い日本ではとてもまねの出来ないことである。


北米の北東部にさしかかると眺望は一変する


カナディアン・ロッキーの山々がまぶしい




それらの霊峰の合間を流れる氷河の空からの眺めは格別といえる。




海に流れ込む氷河も絵になる


氷河によって作られたフィヨルドの空からの眺めは格別のものがある


先日地上から眺めて感動したアンカレッジの奥にいり込むフィヨルドを空から眺めて、懐かしかった!


最後に、その出口に広がるアンカレジと再会したが、あの時は海は凍っていたが、今日は、氷のかけらも見えなかった。

3泊2日という実に短い米国とんぼ返り旅行ではあったが、最後を締めくくるにふさわしい空からの眺めであった。振り返ってみると、第95話と96話は昨日の早朝、出発前に書き上げ、ホテルからアップし、そして第97話、98話ならびにこの99話の3つの項を、日本への帰りの飛行機の中で一気に書き上げたことになり、“拙速を尊ぶ”の心で、鹿児島に帰り着き次第アップしようと思う。
忙しくも充実した旅であった。