思うこと 第308話   2015年10月21日(水) 記

鎖骨骨折術後経過
〜超音波骨折治療法に感嘆〜


(術後経過追記:2015年11月19日記 本文末尾に追記)


 最近、鎖骨骨折を体験したことは『思うこと 第306話』『思うこと 第307話』で紹介しましたが、骨折部の骨のくっつきを早めるために超音波療法があることを主治医から聞き、治療法の進化に感嘆したのでした。
下に私の術後のレントゲン写真を示します。

鎖骨は受傷で4個に砕切されていたため、手術時に骨折片はチタン金具と自然に吸収されるテグスで固定したとのことでした。
私の場合、受傷後すぐ手術を受けたため、超音波骨折治療の適応があるとのことで、有難いことに医療保険の適応も受けれるとのことでした。

この治療により下記の様に骨がくっつく時間が著明に短縮されるとのことです。

私が使った超音波治療器はTEIJINの『セーフス』で、3か月間の貸出料金は4万6200円ですが、医療保険で3割負担でしたので、1万860円の支払いですみました。3カ月で治らない場合は、『治りにくい骨折』ということになり、貸出料金12万5000円で12か月間の貸し出し延長が保険適応になるとのことでした。

超音波を当てる部位に主治医の前田先生がマークをつけてくださいました。



このメークの部位に超音波を当てるのですが、通常20分でいいそうですが、私の場合は骨折部位が広いので、ちょっとずらした部位にさらに20分追加して、計40分、超音波を当てるようにとの指示を受け、これが日課になっています。

日常生活では、下の写真のような腕つりをするよう指示をうけ、励行しています。

歩行時もこの腕つりを着けています。
患者さんを診察する時とパソコンなどのデスクワークの時には、この腕つりは着けなくてもいいのですが、ただ、しばらくは右腕を90度以上持ち上げることは厳禁されています。

スポーツ整形に特化したリハビリを白尾技師から受けていますが、これにも抜群の効果を感じています。

早く自由に腕を動かせれる様になることを祈りながら、リハビリに加え上記の超音波治療にも励んでいる毎日です。

術後経過追記:2015年11月19日(木)記 
昨日、スポーツ整形での前田先生の診察でとても嬉しい結果となったので報告します。
レントゲン撮影の結果、骨のくっつきが極めて順調で、ここまでくると、もう超音波治療を終了してもいいということで、今日から超音波治療は中止となりました。さらに、嬉しいことに、ゴルフに関し、これまで許可されていたパター練習に加え、これからはアプローチ練習も許可が出たのです。 今年いっぱいはドライバーで打つのはまだだめだけど、来年からはコースに出て通常のプレイも出来るでしょうとのことでした。
最高に嬉しいことになりました!
夢のような気持ちです!