思うこと 第306話   2015年9月23日(水) 記

鎖骨骨折を体験して


 最近、鎖骨骨折を体験し、自分の体の老化に対する配慮不足の恐ろしさを身にしみて感じたので、それについて話したいと思います。 
 私は以前、趣味でゴルフを楽しんでいましたが、腰を痛めたのをきっかけにかなり長いことゴルフから遠ざかっていました。 でも、3年ほど前に再開しました。 再開してびっくりしたことに、まるで飛距離が落ちていて、本当にゴルフが下手になったことを実感したのでした。 でも、ゴルフの楽しみは、以前にも増して、味わい深いものを感じることでした。

 さて、鎖骨骨折の話には入ります。 蒲生カントリークラブの桜島コース6番(パー5、ロングコース)の3打目でグリーンを狙って打ったのですが、左に引っ掛けて、左側の隣コースに球が落ちてしまいました。 上から覗いたところ、急斜面(高さ約10メーター)の真下のラフに球が落ちていました。 サンドエッジで打ち上げれると判断したまではよかったのですが、その後が、大失敗でした。 後で思うに、お尻で滑り降りていれば良かったのですが、自分の足腰が老化で衰えてしまっていることを一瞬忘れてしまっていて、若い時の感覚で前かがみに走り降りようとしてしまったのです. 結果は無残で、3回転して、坂の途中で右鎖骨を強打して、顔も斜面に打ち付けてしまったのです。上で見ていた相棒の話では、20〜30秒ほど動かなかったとのこと、多分脳震盪による意識消失だったのだろうと思います。 私自身も、意識がもどっても、『ここはどこだ?』という感じで、しばらくは自分の状況を把握出来ませんでした。 もちろん、ゴルフは中断しましたが、自分の体の老化に対する配慮不足の恐ろしさを身にしみて感じたのでした。

 幸い、今村病院分院のスポーツ整形の前田和彦先生から右鎖骨骨折の診断を受け、今後の治療方針が決まりました。
下の図が骨折の状況で、その下に、写真を示します。


 治療方針は、しばらくは、下の写真の様なサポーターを付け、

 骨折した骨が伸展された位置で癒着することを目指し、日中はこの様にシャツの上からサポーターを装着し、

夜間も、パジャマの上からサポーターを装着したまま仰向けに寝るようにとの指示を受け、頑張って指示を守っているところです。
 骨折した骨が伸展された位置で首尾よく癒着してくれなかった場合は、手術が必要とのこと。 いずれ、また、経過を報告しますが、それにしても、今回の件は、自分の体の老化に対する配慮不足の恐ろしさを身にしみて感じた次第でした。