日本画『マウント・クックの夜』完成
すでに、『マウント・クックの朝』、『マウント・クックの昼』、『マウント・クックの夕』を描き、昨年の『第二回納 光弘展』で展示した（下写真はその時の記念写真）。
この写真の３つの絵のパネルのサイズ（号）は向かって右から
『マウント・クックの朝』 ８号Ｆ 45.5cm X 37.9cm
『マウント・クックの昼』 ５０号M 116.7cm X 72.7cm
『マウント・クックの夕』 ８号Ｆ 45.5cm X 37.9cm
である。
この度、ようやく、
『マウント・クックの夜』 ３０号Ｆ 90.7cm X 72.7cm
が完成し、当初の予定の、朝、昼、夕、夜の４部作が完成したので、ここに掲示する。
あの夜、月明かりに浮かびあがったマウント・クックの山頂（3,754m)（画面左奥の尖がった山）の荘厳な輝きがとても印象的であった。手前の山はほぼ半分の高さの約2,000mで、昼の威風堂々とした姿とは打って変わって、マウント・クックの引き立て役に徹して、謙虚なたたずまいで横たわっていた。私の心を圧倒した満天の星空も主役に加えたくて、画面の上半分を星空にさかせていただいた。
