2008.8.10 白馬三山の巻その2


 4時起床。昨晩は、日中に部屋にこもった熱気は冷めやらず、山小屋なのにちょっと寝苦しかった。あ まりの暑さに窓を開けて眠ってたなんて・・・・・・こんなの初めてだ!
 昨晩のうちに作ってもらっていた、朝食用の弁当をみんなで食べる。朝食は5時の予定だったが、大雪 渓での混雑が予想されたため、敢えてその前に出発をする。

 さて、ここを出発してから次の白馬岳頂上山荘まで、ざっと計算して約4時間半。大雪渓も出てしまえば 左岸から約1000mを登りつつ、右岸へ渡るまでが1時間半くらい。この間、周りは遮るもののない全くの 雪原、逃げも隠れもできない・・・・・・だから・・・・・・

 トイレだけはしっかりと
済ませておかないと!!!!
時間 ポイント 概要 コースタイム
(トータル)
 5:10
白馬尻小屋
 5時10分、全員荷物を持って小屋の
前に集合。目の前の沢から吹いてくる
風はひんやりとして、やや肌寒い。

 やはり太陽が昇る前のピリリとした空
気が身体を引き締める。
 山小屋を出てすぐに藪の中へ。
 沢の音を右手に聞きながら、大雪渓
の姿とはしばしのお別れ。
 我々の出発から遅れてしばらく、
朝日も昇ってきました。
 今日もいい天気、暑い一日になり
そうだ。
――
 5:30
   40
大雪渓
 20分ほどで大雪渓の入り口に到着。
ここからはアイゼンつけての登攀にな
る。
 まぁ、人によってはアイゼンをつけた
ほうが歩きにくくてイヤだと言う人もいる
けど、ボクとしては足元が滑らないよう
に気をつける必要がなくて楽です。
 大雪渓・・・・・・8月も半ばになり、登山
客もたくさん来ているだろう。さすがに
雪は泥だらけになってしまっている。

 ・・・・・・そうだよな、下に流れてる沢の
水って、ここの雪が融けてこの広大な
雪渓の下を流れていってるんだよな。

 ってぇことは、この雪渓も少しずつ少し
ずつ融けて崩れてきてるって事
で・・・・・・・

!!!!!!!
((((((((!||!゜o゜!||!))))))))
   20
 6:45
   58
中州(休憩)
 雪渓に入って1時間、大雪渓の中
にポッカリと1点だけ出来た、岩場
の中州で休憩。
 雪渓は左に大きくカーブしていた
ので最初は見えなかったが、ここに
来てやっと白馬の山頂が見えた。

 やぁ、もうあんな近くまで来ている
じゃないか。


 ・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・


とそのときは思ったもんだ・・・・・・
 1:05
( 1:25)
 7:10
   20
岩場

 白馬尻小屋を出発して、ふと気づけば2時間が経過していた。1000
mほど登ってきたが、縦断してきた雪渓もひとまずこれで登攀を終わり、
あとは右岸の山道を歩く。
 ここでアイゼンを外します。が、ここで休憩は取りません。さっき休憩を
取ったばかりということもありますが、それだけではありません。
 その答えはここを出発して約10分後・・・・・・
落石注意  
  休まないでください



 とても休む気にはなれませんわな
   12
( 1:37)
 7:50
 8:00
休憩
 雪渓から出てしばらくは、大
小さまざまな石がゴロゴロと転
がるところだったが、それでも
周りには色の鮮やかな高山
植物があちこちに咲いてい
る。
 やがて、草花がだんだん多
くなってきた。
 ここが白馬のお花畑かな
ぁ?と思ってたら、まだ先でし
た。もっといろんな花がたくさ
ん咲いていました。

 それはともかく、花が咲き誇
る中で一旦休憩。
   30
( 2:02)

つづく。

(2008.11.23)

2008.8.10 白馬三山の巻その3
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