2007.8.9立山の巻A

時間 ポイント 概要 コースタイム
(トータル)
10:55
雷鳥平キャンプ場
 今日の予定、立山周遊に向かって出発。
 ・・・・・・ホントは1時間違うんだけど・・・・・・まぁ過ぎてしまったことは仕
方ない!そもそも最初から若干の余裕はもって計画したつもり
だ。・・・・・・あくまでも「つもり」だが・・・・・・
 雷鳥平を出発して沢を渡ってすぐに分岐。ここを一ノ越へと向かって
登る。ちょうど、立山の腹を斜めに歩く形になる。
 一ノ越に至る道はちょっときつい。室堂駅から 下ったところにある雷鳥平から、長い距離を 延々と登り続けるわけだから・・・

 でも、花がいっぱいあってこれは楽しめる道だ なぁ。

 左はハクサンイチゲ。ボクはこれは間違えな い、以前わざわざを見るためによく似たこれをし っかり覚えたから。
 これはチングルマ・・・・・・だ よね?

 真っ白な花びらとブワッとボ リュームのあるおしべ、それ からちっこいけど細かくギザギ ザが入った葉っぱで見分けて ます。
 これは・・・・・イワイチョウですか?

 フリルがついたような5枚の花びらが特徴的 で、それを頼りにガイドブックから引きました。
 なぁんて歩くより花の写真を 撮るのに夢中となってる と・・・・・・

 あ、ちょっとちょっと待って待 って!山頂に雲がかかるのは ボクが行くまでストップだよお ぉおぉ!
 ・・・・・・などといいながら、イワツメクサの写真 もしっかり撮ってたりして。
12:35
12:48
一ノ越

  一ノ越、到着。あ〜腹減った。というわけでいつもの如く、シャリバテ
を起こす前に腹をくちくしなくては。イヤそれにしても、今日は人が多い
なぁ、平日なのに・・・って当たり前か。
 なにしろもう夏休みシーズン、行楽地はどこも多いはずだ。特に子連
れが多いなぁ。中にはどっかの林間学校なのか、小学生くらいの団体
が多く見受けられる。
 お昼を食いながら、南のほうを見るとだいぶ雲が出てきてしまってまし
た。が、それでも時折雲の合間から鷲羽岳や槍ヶ岳が・・・・・・あぁっま
た隠れた(泣)
 いかん、こっちも先を急がないと
山頂でガスにまかれてしま
う。・・・・・・もうすでにヤバそうだ
けど。
 さあ、もうひとふんばりするか!


 ・・・・・・にしても、


キツそうな登りだなぁ

  1:40
 雷鳥平から一ノ越までの登りも楽じゃなかったけど、こっちは距離が長かったけどまだ傾斜はなだらか だった。これに対してここから雄山山頂までの登りは急だ。おまけにこの岩の多い尾根、長い年月で岩が 砕けてそうなったんだろうが、地面が砂っぽい。おかげで足が滑りやすいところが多くて登りづらい。



 ・・・・・・と、そんな過酷な岩場にも、この ように花はしっかりとしぶとく頑張ってい る。 

 左はチシマギキョウ。下のイワギキョウと よく似ててわかりづらい。けれどもよく見る と、チシマギキョウは花びらに細かい毛が 生えている。一方下のイワギキョウは毛が 生えておらずすっきりとした感じだ。

 この2種類は、毛が生えているかどうか で見分けがつくのである。


 しかし、

 実際には毛が生えてるの がどっちで生えていないの がなんだったのかがその場 では一向に思い出せなくな ることが多いのだけ ど・・・・・。

・・・・・・ダメじゃん
 ミヤマキンポウゲ。2年前にキタダケソウ
を見に行ったとき、こいつをはじめいろん
な花を見て写真にとって調べたんだけど、
どうも名前がすぐに出てこないんだよな
ぁ。

 こいつの特徴は・・・・・・5枚の花びらが
黄色であまり重ならないように拡がってい
て、葉っぱはハクサンイチゲに似た形。
 よし、これで覚えよう!
 えっとこいつは・・・・・・・・


・・・・・・なに?


 手元のガイドブックでよくわかりませんでした。

 葉っぱはミヤマキンポウゲにも似てるけど・・・・・・花び らが割りと細い形なんだよなぁ・・・・・・?
13:43
14:06
雄山

 ようやく雄山到着。山頂ガスった。がーん 
 ここ立山は信仰の山で、この雄山にも神社がある。
 ので、↓社務所もある。なかでは子供の団体がお祓いというのかご祈
祷というのか・・・そんなものを受けていた。
   55
( 2:35)
14:26
   29
大汝山
 雄山の苦労に対して、大汝山への道はわりと楽。つーか、雄山まで来
ちゃえばあとは稜線伝いだから上下の移動も大したことないしなぁ。

 ・・・・・・・だからここのピークはこんなに地味なのだろうか・・・・・・?
 んなわけはないと思うんですがね。


 ふと後ろを振り向くと、雄山から歩いてきた稜線が見える。
 おぉ、なんてラッキー!
   20
( 2:55)
14:54
富士の折立
 稜線を歩いて富士ノ折立のすぐ
下に来た。・・・と思うんだけど、こっ
からピークに上がる道はサッパリ
わからんかった。・・・・・・道なんて
あるのか?

 仕方ないのでわからないまま次
に出発。あとは山の中腹を走る大
走りのコースを進み、元のテン場
に戻るだけだ。

 それだけなのだが・・・・・・時計が
午後3時を指し示し始めてるのが
怖い・・・・・おいおい、明るいうちに
降り
られるのか・・・・?
   25
( 3:20)
16:35
雷鳥平キャンプ場
 ハイ、日没までには間に合いました。

 よく考えりゃ、夏だから日没の時間が遅くなってるんだよなあ。
 1:41
( 5:01)
 テン場についたら、明るいうちに夕食の準備。・・・・・・あ、ちょっとタイム。夕食はビールの見ながらがい いなぁ〜。と、テン場上にある立山連峰ロッジにお買い物。ホントは350ml2本買うつもりだったけど、50 0mlがお得だと言われ(500ml500円、350ml400円)、つい500mlに・・・・・・

 19時、飯食って辺りが暗くなってきた。そうしたらオイラも疲れがどっと出てきた。あ〜そうだよなぁ。昨 夜車の中で4時間弱寝て、未明から動き出して山登ってきてるんだもん。

 あ、だめだ。眠くて耐えられなくなって・・・・・・うっ、その前に明日の行程を確認しなくては。そういえばテ ン場のおっちゃんも予定を見てびっくりしてたなぁ。そんなにおかしかったのだろうか?

 え〜っと、明日は剱御前を巻きながら稜線を歩いていくコースを往復するから・・・・


雷鳥平キャンプ場―(1:50)→剱御前小舎―(1:05)→くろゆりのコル―(40)→一服剱―(40)→前剱 ―(40)→平蔵のコル―(40)→剱岳―(30)→平蔵のコル-(40)→前剱―(30)→一服剱―(30)→く ろゆりのコルー(1:30)→剱御前小舎―(1:10)→雷鳥平キャンプ場

 総歩行時間・・・・・・・!10:25・・・・・

 ヤバイ、早く寝なきゃ!!
つづく

(2007.12.2)
2007.8.9立山の巻B 〜おまけ〜

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