2007.8.9立山の巻@
無事、室堂に着くことができたのだが・・・・・・さて、ではこれからどうしようか・・・?
もともとの計画では、写真右端で切れてしまった浄土山
に登ってからいったん一の越まで下り、そこから写真中
央の立山三山を右から雄山、大汝山、富士の折立へと
登頂し、それから左に移って別山を経由して剱沢のキャ
ンプ場に入る予定であった。
が、テントを持っての別山越えは大変だと、tokkeyさん
からの提案を受けて立山三山の左ふもとのほうにある雷
鳥平をベースに活動することにした。
それにしても、最初の計画では8時半にはここへ着いて
るはずだったが、ダイヤ間違いで実際には1時間の誤差
が生じた。この1時間の誤差が気にかかる。はたしていっ
たんキャンプ場に荷物を置いてから立山に登るべきか、
それともいっそそのままテントかついで立山登るか・・・・・・?
う〜〜〜ん。。。。。。
いいや、いったんキャンプ場に行こうか。
いやそれにしてもいい天気だなぁ。アルペンルートを望むと、はるか彼方にうっすらと富山の街が見える。これもなか
なかの景色だ。
天気がいいからこの室堂平にもたくさんの人が来てるが、その半分以
上は軽装だ。立山・剱に登るにはうってつけのアプローチだけど、登でな
く、ただこの大地を散策するだけでも気持ちがいい。
歩いていると、道端にいろんな花が咲いている。厚い雪に覆われた長
い冬を越えて、どの花も短い夏を謳歌するようにあちらこちらに咲き誇っ
ている。
左の花は・・・なんだろう、花のつき方はコバイケイソウのようなのだけ
ど・・・・?
えぇと、右の花は・・・・・・・チングルマかな?
それはとても小さくてかわいらしい花だった。
雷鳥平に至る途中に、池が二つある。
右の写真はそのうちのひとつ、ミクリガ池。
えぇと、この花は・・・??キオン??
ほとりに雷鳥山荘がある、リンドウ池の辺り
まで来ると目的地の雷鳥平が鳥瞰できる。
よし、テン場まであと少しだ。
ミクリガ池からにおっていたのだけど、西側
からは腐った卵のようなにおいが風に乗って
やってくる。地獄谷の硫黄のにおいだ。
まあにおいくらいは我慢しなくてはいけない
けど・・・硫黄がテン場まで流れて災害になら
ないだろうな・・・ドキドキ。
10時7分、室堂の駅から出発して40分近
くで到着。
なんだ、ホントにいい感じのテン場だな。生
水だけど水も豊富にあるし、管理事務所もど
っかの大学の医学生が常駐しているようなの
でけっこう安心できそうだ。
テントを張るまえに、申し込みを済ませる。
用紙に今日明日の予定を記入。
1日目:立山周遊
2日目:剱岳ピストン、下山。
それ見たおっちゃん、
「
!!
・・・・・・・
気をつけていってくださいね」
・・・・・・・えっ?
そんなにすごいスケジュールだっけ??
つづく
(2007.11.25)
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2007.8.9立山の巻A