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矯正歯科講座
口蓋裂(こうがいれつ)
cleft(クレフト)

唇顎裂・口蓋裂(その他:軟口蓋裂・粘膜下口蓋裂・斜顔裂・横顔裂)

先天的な疾患で500人に1人程度の発生頻度です。

どんな治療が必要?

<乳幼児>口唇裂を伴う場合や大きな口蓋裂を伴う場合は哺乳が困難になりますので。早期の手術を行っている場合が多いです。手術による後遺症(瘢痕収縮)のためどうしても顎の成長が悪くなります。

<学童時>状況に応じて口唇や鼻翼の形成術を行う事が多いです。成長期には顎の成長発育がみられますので、矯正治療においては歯列の育成を行います。また、骨が欠損しているところに骨移植を行うこともあります。

<中学生以降>永久歯に生え変わりましたらマルチブラケット治療で噛み合わせを作ります。多くの場合で顎裂付近の歯が矮小歯であったり先欠していたりしますので、歯の形態回復を含めた治療計画が必要になります。また、治療計画によっては、上顎と下顎のズレを外科矯正にて改善する治療を併用する場合もあります。

治療費

通常の不正咬合の場合は適用されないのですが、この疾患の矯正治療は健康保険にて行います。自己負担金についても(育成・更正医療→平成18年度より法律が変わりましたので )自立支援法の対象になりますので、受給条件によって行政より補助されます。。乳幼児期より形成術や言語訓練など多くの労力が必要ですが、矯正治療が最後の締めくくりになります。がんばりましょう。
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