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矯正歯科講座
下顎枝垂直骨切り術(かがくしすいちょくこつきりじゅつ)
IVRO(イントラオーラルヴァーティカルレイムスオステオトミー)

下顎を手術するってどんなことをするの?

IVROと呼ばれる下顎骨の手術方法です。最近多くされるようになってきました。

特別な手術方法なの?

SSROと異なり、咬筋を剥離した状態で近位骨片と遠位骨片がわずかに縫合糸で留められているだけになります。非常にルーズな状態で外側翼突筋にて下顎頭が前下方へ軽度偏位した状態となります。この様な手術方法のため、顎関節に問題を抱えている場合、顎偏位が著しくSSROだと骨片の跳ね上がりが予想される場合、上下顎共にディストラクションで偏位を改善する場合などではIVROの方がより相応しいと考えられます。ただし、術後6ヶ月〜1年のスパンで下顎頭の骨改造が続きますので、なかなかナソロジックな咬合がすぐ出来るわけではありません。だからこそ顎関節の円板前方転位が改善するという驚異的なことが起こるのだと思います。
少し似た手術方法では逆L字型破折線もあります。筋突起を近位骨片に残すよう下顎孔上方に水平線が入ります。接触面積が比較的大きい事と、下顎頭が不必要にずり落ちてこないメリットがあります。
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