HOME > 矯正歯科講座 【0-9・A-H】 > gummy face(ガミーフェイス)
矯正歯科講座
gummy face(ガミーフェイス)

上の歯茎が目立つから人前で笑うときに気になる?

大きく笑うと歯茎が見える状態をガミー(歯茎)フェイス・ガミースマイルと呼びます。スマイルライン(笑ったときの唇の高さ)はより美しい歯並びを考えるときには必要な課題です。上唇の長さが短すぎる場合と上顎の歯槽突起が長すぎる・前に出過ぎている場合が有りますが、スマイルラインを基準にするときは唇が短い人はそれを踏まえた上で上顎前歯のゴールを高めに設定します。

専門的な分析方法

軟組織分析を行います。側貌面観にて上顔面、中顔面、下顔面のバランスを評価します。レオナルドダビンチの時代から、バランスの評価は行われてきました。その時代には黄金律と呼ばれる比率も考え出されました。人間の身体もこれらの比率に従う部分もあるだろう と研究をされていたようです。概ね、人間の顔は上中下と3等分、鼻の付け根からクチビルまでの距離とクチビルからオトガイまでの距離が1:2と言われています。また、正常時には上唇から4mmほど上顎前歯が露出しており、下口唇はリラックスした状態で上唇との間隙が0〜1mmとされています。通常のスマイルで上顎前歯は十分に露出し、歯肉との境界が見えます。スーパースマイルで、3mm程度歯茎が露出する事は、健康的だと判断されます。
普通にしていても歯茎が見えていたり、大して大口を開けて笑っていないのに歯茎がむき出しになる人はこれらの問題が強いと予想されます。

どうやって治すの?

前歯にしても奥歯にしても押し込める方向への移動(圧下)はとても困難なので動かすためにはインプラント固定などが必要な場合も有りますし、決定的に骨の大きさに問題を有しているならば外科矯正でアプローチする方がダイナミックに改善します。この問題はマルチブラケット治療、外科矯正でアプローチできますが小学生の時期の早期治療で成長促進を行う治療計画だと改善は期待できません。敢えて行うので有れば、上顎前歯をU-archなどで圧下し、オープンバイトにならないよう下顎の成長をコントロールする事でしょう。
▲前へ戻る
 
当院では無料相談にお越しの方にさまざまな特典をご用意しております。
無料カウンセリング・問い合わせなどはこちらから
プライバシーポリシーサイトマップ
(C) 2008 Copyright NONOYAMA ORTHODONTIC CLINIC Allrights Reserve