たかがクルマのことだけど
遅れた者をどうするか
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バラバラに行動しても一緒に行動しても世話をやかすのが遅れるクルマである。何が起こったかとヤキモキさせられ、事故を懸念する。さんざん待たされたげくに、無頓着に「どうもどうも」なんてセリフを吐かれるとムッとする。
出発が遅れた、同乗者の都合で停車した、渋滞に巻き込まれたなどの事情はあるだろう。でも、一緒に行動している者になぜ連絡をしないのだろう。携帯電話を持っていても使わないのが不思議である。先頭を走らせてもこのタイプは遅れる。モトモタしたり、煮えきらないから後のクルマが置いていくときもある。真中に置いても変わりがない。一番後ろに置くのは最悪だ。
山歩きをしているとき9人で歩いたことがある。女性3人が2グループ、男2人グループそれに単独男で北アルプスを歩いた。先頭を歩かせても真中に置いても必ず一人だけ娘が遅れた。そのために男3人がなだめたりすかしたりしたが、迷惑がられるだけで感謝されることはなかった。
運転に限らず他人に合わせる気がない者はいる。相手にせず歩かせると遅れてもそれほど離れずついてくるのが意外だった。突き放すこともときには必要なのかもしれない。無理に統制をとる必要はない。
遅れたら飯が食えなくなる、あるいは遅れた割合に応じたペナルティを課す厳しさも必要だ。連絡をしないものは救助も世話もしないという決まりを作るべきだ。連帯責任でなく個人の責任で運転するときはこれを徹底するべきだろう。甘やかせるからツケアガル面も無視できない。
携帯電話がなくてもライトのパッシングで前のクルマに異変を合図できるのである。それさえしない者を相手にする必要はない。極論であるがそれくらいしないと守る気のない横着者が出るのも集団行動につきまとう。
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