たかがクルマのことだけど

クルマで温泉めぐりもいいものだ


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 湯に「つかる」のが苦手である。身を清めればいいと思っているからカラスの行水である。でも、妻子が「入浴」好きだから渋々運転して連れ歩く。無線やキャンプをするために始めてこちらが目的のドライブが増えた。



なぜか山の麓の温泉へ

 山歩きをしていたことや無線を楽しんできたことの反映で箱根、富士山、八ケ岳、北アルプスの麓をうろつく。濁りの多い鉱泉や臭いのきつい硫黄泉もある。ベタツキやサラサラと入浴感に違いはあるがそれはそれで味がある。最近は海辺の露天風呂を目当てに出向くことも増えた。伊豆半島の熱海や伊東、新潟の瀬波温泉にも出向く。でも、山の麓でのんびり湯につかるのがなぜか落ち着く。

日帰り温泉が増えた

 片道3時間以内でも立ち寄れる日帰り温泉が増えた。入浴は長くても2時間だから8時間あれば十分入浴を楽しめる。人気のある施設は案内標識もしっかりしているが、積極的に広告していない温泉も多い。観光協会のホームページにあたり、その温泉の説明も併せて確かめておこきたい。営業時間と案内図は確実に印刷しておこう。

 日帰り温泉ガイドは目安だと割り切ろう。案内図はアテにならないが料金や利用時間を確かめるのに便利だ。閉店時刻の1時間前に受け付けが終ることも忘れないことだろう。

 余談になりますが、高速道路にも温泉があります。諏訪湖や足柄SAだけではありません。また、国道にある「道の駅」にも温泉があります。旅の途中や帰りに使ってみませんか。

設備も充実してきた

 公営・民営を問わず施設が充実している。平日なら大人ひとり400円の施設もある。休日でも1,000円以内の施設で楽しめばいいだろう。高くても禁止が多い施設は楽しくない。持込禁止で金取り主義の施設も多いから気をつけよう。

 露天(野天)風呂、サウナそれに大温泉を組合せ、5〜7の風呂があるから退屈しない。洗い場には個々にシャワーがつき、椅子に座るのが当たり前になった。直に座る違和感を感じさせないのも嬉しい。

 男女混浴は水着着用が原則である。入浴に水着というのもおっくうだ。それまでして入浴する気はないから家族風呂にとどめる。日帰り温泉には家族風呂もあるが予約制が多い。

銭湯世代と内風呂世代のズレ

 銭湯で育った最後の世代だからシキタリにこだわる。
     ■浴槽に入る前に身体を洗う
     ■無駄な湯は使わない、
     ■タオルは風呂にいれない
     ■浴槽の中を動きまわらない
     ■大声で唄を唄わない
などだ。

 でも、内風呂世代はそういうことに無頓着である。テレビで見たままを実行しているからチグハグな行動もある。タオルを巻いて入浴するのは変である。映してはマズイから隠しているのに気づかないのも可笑しい。互いに気持ち良く施設を使うというのは銭湯でも日帰り温泉でも最低のマナーである。

長湯は眠気のモト

 家族サービスにせよ自分の好みにせよ長風呂は疲れる。温泉のハシゴも同じだ。これは私がカラスの行水だからでもあるまい。日帰り温泉に出向くときドライバーは長風呂を避けよう。眠気がさしてくるからである。帰りのことも考えて入浴をするのも味気ないが危険にはかえられない。

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