たかがクルマのことだけど

出発と到着の時刻を決めるヒント


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もくじ
 ●到着は必ず日の入り前に
 ●夏の出発は夜中の走行
 ●春や秋は早朝出発
 ●冬は日照時間内の行動



 夏と冬では、日の出日の入りの時刻だけでなく外気温度も異なります。日照時間と気温がクルマの行動に微妙な制約を持たせるのを無視できない。そこで出発と到着の時刻を考えたい。行動範囲や遊び時間を最大限に確保することより「安全で快適に運転する」ことを優先して考えた場合なのをあらかじめお断りしておきます。むろん、集合時刻はそれより前に設定します。起きてすぐに運転するのは無謀です。


到着は必ず日の入り前に

 これは季節にかかわらず励行することです。あらかじめ宿の予約がとれている場合はこだわる必要はありません。でも、キャンプや山歩きをする場合には必ず守ってほしいことです。テントの設置や食料の購入も絡むので日の入り2時間前に到着すべきです。人の出向かない場所ほど店や事務所の閉まる時刻が早い。午後5時閉店の場所もあります。

 事前に準備してもロープやペグを忘れて大慌てしたこともあります。暗闇の中で設営したことも何度かありますがすすめられることではありません。また、到着してすぐに山を歩くのもバテるもとです。時間に追われて無茶な走行をしないためにも、また、早めに到着して次の予定を十分確かめ合うためにも欠かせません。
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夏の出発は夜中の走行

 陽射しのきつい昼間に走行すれば、いくらエアコンをきかせてもまぶしさと暑さでドライバーも同乗者も体力を消耗します。疲れとストレスが増すだけの日中走行は極力避けるべきでしょう。

 夜間走行が苦手な人もいると思いますが早朝より安全なことがあります。暗いから互いがライトをつけている、走行車両も多いから無茶ができないからです。人やクルマがいなければ無茶な走行をしがちでしょう。

 夜間といっても仕事が終ってすぐに発つのはやめましょう。仮眠をとったり休憩をとってからにしましょう。ちなみに、私の場合は午前1時ごろに発って、午前6時ごろに着く旅が多い。長距離走行になる金沢なら正午に到着します。

 早く着きすぎると駐車場がない、つぶす時間が増える、店や施設が開いていないなどの問題もでます。それをどうするかもあらかじめ決めておきましょう。
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春や秋は早朝出発

 行楽シーズンですからどこに出向いても渋滞に巻き込まれます。金にゆとりのあるひとは前日に出発して渋滞を回避する方法もあります。また、出発時刻を午後にしたり、帰宅日を1日ずらすのこともいいでしょう。

 でも、その日しかない場合は日の出前に発つことです。朝夕は寒くなっていますから無理に夜中に走行するのは辛い季節です。

 誰もが早出しますから渋滞は覚悟するしかないでしょう。開花や紅葉の時期は限られていますから、行くかやめるかの選択しかありません。私はそういう時期にはドライブを避けています。どうしても出向くときは我慢しています。
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冬は日照時間内の行動

 若いころはスキー場へ出向きましたが夜行日帰りで無茶を重ねました。用意するものは多いし、雪道の走行は慣れなくてストレスが多いので最近はやめています。

 寒さは人間だけでなくクルマにもきつい時期です。バッテリーも放電しやすいし、なにかと故障が出やすい季節です。救援を求めるドライバーが増える時期ですから待つことを考えると夜間走行はすすめません。

 冬はガソリンスタンドだけでなく、あらゆる店が早仕舞いします。行動は日照時間内にとどめるしかないでしょう。風邪をひくためにドライブするなんて笑い物になるだけです。
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