4ー3 近所の風呂あれこれ

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横浜に住んで20数年たつが銭湯に出向く機会はほとんどない。風呂に入りたければ車で箱根や御殿場まで出向いたからだ。最近になって市内のスーパー銭湯に出向くようになった。ここでは横浜に限らず片道1時間以内で行ける風呂にふれたい。

9年通った銭湯

 学生時代から住んでいた町にあった銭湯の名はうろ覚えである。たしか「孫の湯」か「亀の湯」だった。下宿から歩いて15分かかったから2日に一度出向いた。入浴中に洗濯をしたから生活に欠かせない施設だった。当時の料金を調べると230円だった。駐車場もあって後半は車で行き来した。夏はともかく寒風が吹く夜道を入浴するために歩くのはひとりでは辛かった。かぐや姫が歌った『神田川』はわたしには無縁だったのが口惜しい。わたしの風呂嫌いはこんな些細な怨念が影響しているのかもしれない。

交信相手は風呂屋の息子

 会ったことはないが近所に住んでいる人と無線でお付き合いしたことがある。医師、僧侶、運転手、教師、商店主、勤め人、大学生、中学生、主婦などに加えて「風呂屋の息子」もいた。話好きで風呂屋の仕事をあれこれ話すから長話になりがちだった。話して楽しい若者だったが家業を継いたのだろうか。

横浜のスーパー銭湯

 こんなにと驚くほど横浜にはスーパー銭湯がある。また、長く続いた銭湯が脱皮を図って各種の浴槽を設けた「本牧ゆあそび館」もある。個々の風呂についてはPRや営業妨害にならない程度の紹介をこれから続けよう。
なお、(財)横浜観光コンベンション・ビューローのホームページhttp://www.welcome.city.yokohama.jp/tourism/mame/b6000.html には横浜市内の温泉やスーパー銭湯が地図付きで紹介されている。意外なのは掲載されている「横浜の温泉利用状況(平成17年3月31日現在)」によると源泉数41に対し、25℃未満が34も占め、42℃以上は1つということだ。これは5ー2ー2でふれるが42℃以上が56パーセントを占める日本全体の分布と逆転している。

神奈川県の風呂

 3ー1でふれた箱根を除けば、厚木の飯山温泉と二宮のセドル健康ランドに何度も出向いた。飯山温泉は親族旅行や職場の仲間と泊りで出向く温泉宿だった。気心の知れた者が料理に舌鼓を打って入浴を楽しんだ。また、セドル健康ランドは先に述べた4ー2の「早川温泉」と同様に無線やキャンプの帰りに子どもたちの汗を流すために利用した。いずれも最近は出向いていないのでこれ以上は語れない。