ここ3〜4週間、体調が悪い。仕事も2日休んでしまった。４週間前の月曜日ひどい疲れを感じ、さらにやや熱っぽく仕事に行くのが面倒になり休んだ。１日休んだら、まあまあ回復したので翌日から出勤して比較的調子のいい日が続いていたのだけど、木曜日にのどが痛み出し、金曜日には発熱してしまった。これは僕の風邪のときの典型的なパターンなのだ。

　まず、のどが痛み出す。そして熱が出て頭が重くなったり痛んだりして、関節や筋肉も痛み出す。さらに熱が上がる。すると、のどの痛みは不思議と軽減する。そして痰が出始めると症状は回復に向い出す。粘度の高い色の付いた鼻水が出るようになる。ここまでいくと何とか仕事にも行けるくらいになり、咳が出始めると体の辛さはほとんどなくなる。

　ただ、最近は昔ほど熱が出なくなっていた。熱というのは体に力がないとあまり出ないらしい。子供がよく高熱を発するのは体が元気な証拠なのだ。ということは年をとり、体力が落ちてきたということの裏返しなのかもしれない。今回、結構高い熱が出たということは会社員時代に比べて、体が多少は元気になってきたのかもしれない。

　本来なら金曜日に休むパターンなのだけど、月曜日に休んでしまったため、体調の悪さを押して出勤した。バイトだと１日休むとそれだけ給料にも響く。有給休暇なんていうものはまだ先の話なのだ。土日と家で寝ていたら何とか回復した。その後、2週間はあまり具合はよくなかったけど、何とか仕事も休まず残業もこなすことができた。

　だけど、体調が悪いのに無理をしていたせいか、先週の土曜日の夕方、家で寝転がりながらCDを聴いていたら、だんだんと体が熱くなり、高熱がいきなり出てしまった。悪寒が酷いためふとんの中に使い捨てカイロを入れ、日曜日の昼頃まで寝込んでしまった。 午後からやや具合もよくなったので近くのコンビニやスーパーに買い物に行ったりしたが、夜になり今度は悪夢に襲われてしまった。

　夢の中で僕の隣には女友達が寝ているのだけど、僕はその女性のふとんの中に潜り込もうとしていて、体半分がふとんから出ている。そのせいか、背筋に言い知れぬ悪寒が走っている。だけど、その女友達はまるで僕を相手にしてくれないのだ。何回も手を伸ばすのだけど、そのつどはね返されてしまう。

　あまりの悪寒と気持ち悪さに目が覚めた。てっきり夢のようにふとんから体がはみ出て寝ているのかと思ったら、しっかりとふとんの中に全身が入っていた。また、熱が出ていた。朝には熱は完全に下がっていたが、仕事にいく気になれなかった。仕事にいっても何もできないような気がした。上司の携帯に体調が悪いので休みますと電話を入れた。

　火曜日、久しぶりに外出した。仕事から帰ってきたら、足が筋肉痛になっていた。そして水、木とだんだんと体調がよくなってきた。明日、１日いけば休みだ。そして、土曜日は友人との忘年会だ。具合が悪いときは忘年会は無理のような気がしたけど、何とか大丈夫そうだ。だけど、僕が会社を休んだのはいずれも月曜日…。

昔からそうだったような気もする。１週間で一番ブルーな日…。(2003.12.11)