辻建設一級建築士事務所 |
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東亜システム新築工事監理報告書 |
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建設地周辺の町並みを形成した背景 |
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長久手町とワーテルロー市は古戦場を持つ町として姉妹都市の調印 |
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をしています。その背景から、長久手町中央図書館は、中世ヨーロッ |
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パの建築様式を彷彿とさせる外観。桧ヶ根公園には姉妹都市ベルギ |
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ー王国ワーテルロー市にある「ライオン像の丘」などのレリーフがあり |
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ます。 図書館から文化の家とを結ぶ歩道橋はワーテルロー市との |
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友好関係を表した握手をデザインしたR形状で構成されています。 |
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建築物の構成理由 |
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上記の町並みを形成した背景、現在の周辺環境を最大限に考慮し、 |
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外観は中世ヨーロッパ建築様式のテイストを加え、周辺環境との調 |
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和を図った。配置計画上は、敷地の南に歩道橋があり建物内外との |
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視覚距離及び周辺環境の緑地構成により配置計画を行い、文化の |
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家から図書館へのアクセスが単調で有った遊歩道に変化を加えるよ |
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うに当該敷地の緑地帯にも遊歩道を設置し魅力ある空間構成とした |
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建物のシンボルは、庇の形状及び機能である、作業空間の光環境を |
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考慮し南軸に対して庇先端から窓までの距離を一定にする事により |
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それぞれの窓からほぼ均一の採光を取り入れ、夏は遮蔽し冬は利 |
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用する、又、形状はデザインとのバランスを保ちながら心地の良い3 |
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| 1 | 次元の曲面、質感は周りの風景に溶け込み変化する艶がある打放 |
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| ラーメン | し仕上げとする事により周辺環境との一体感が生まれた。 |
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| RC造の広い空間を作る為、中空スラブ工法を採用、構造的必要であ | ||||
| ったボイドを室内換気にも利用した。低コスト建築の為、無駄なものを | ||||
| 排除したシンプルな仕上げ、天井・壁はコンクリート打放し、床コンクリート一 | ||||
| 発仕上げの上タイルカーペットすることにより広く無駄のない流動性 | ||||
| のあるスペースを実現した。 |
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| 周辺環境が公共施設、公園等緑に囲まれた立地条件であることから | ||||
| 事務所スペースは大きな開口部を設置し周囲の緑と一体感のある | ||||
| 作業環境を構築。 | ||||
| 当該敷地は3方向が道路に接し高低さが最大3mある、この高低差 | ||||
| を利用し、車、社員、来客者の導線を3段階に分けることにより利便 | ||||
| 性の充実を図った。. | ||||
| 基本コンセプトである低価格・高品質から今回のシステムに使用す | ||||
| るハードウエアは全て既製品にすることにより低価格を実現し、ソフト | ||||
| ウエアー技術とアイデアで完成度の高いシステムを構築していく方 | ||||
| 法を試みた。 | ||||
| 今回のプロジェクトはプロジェクトリーダー以外は全て新入社員という | ||||
| 構成、新入社員研修の一環として進められた。 今回のアイデアで核 | ||||
| に成る物が、通常の鍵は扉の外側にしか無い物を建物の全ての出 | ||||
| 入口の扉の外側・内側の両方に指紋認証装置を設置することにより | ||||
| 、鍵が必要なくなり認証装置に「指を置く」という行為のみで、現在こ | ||||
| の建物に誰が居て、誰が居ないのかを建物が個別認識している事 | ||||
| である、そのデーターをタイムカード及び在社確認に使用した。 | ||||
| フラット35Sエコ | この建物の設備には、無線LAN・無線電話・天井配線ダクトを採用 | |||
| RC構造計算業務 | しているのでノートパソコンと子機を持っていれば場所を選ばずどこ | |||
| 現況測量 | でも仕事が可能である、又、どのパソコンからでも、照明の制御、エ | |||
| 混構造構造計算 | アコンの制御、換気扇の制御、社員の在社確認、来客者のカメラに | |||
| 雨水対策許可申請 | よる映像確認、来客者との通話、扉の開閉状態の確認及び開閉制 | |||
| 確認申請 | 御、火災センサーの確認等を建物内の全てのパソコンから行うこと | |||
| 特殊建築物定期調査報告 | が出来る。ビル管理システムが仕事の効率を上げ、流動性のある自 | |||
| ゼロエネ住宅 | 由なオフィス空間を実現した。 | |||
| 代理申請業務 | ||||
| 長期優良住宅 | ||||
| 木造3階構造計算業務 |
月極駐車場 愛知郡長久手町 |
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