あらすじ: 2004年/1時間39分/日本 |
電脳化社会が進む未来(2032年)の日本が舞台。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、所有者を惨殺。公安9課の刑事バトーは電脳ネットワークを駆使して真相を暴くべく相棒のトグサとともに捜査を開始して・・。。
★海外でも高い評価を得た前作『GHOSTINTHESHELL/攻殻機動隊』から9年、SFアニメの鬼才、押井守監督の最新作。 |
感想: (泣ける度:☆) |
こういうアニメ映画には抵抗があったのですが、評価が高かったので試しで見に行ってきました。
わかってたことですが、完全に『〜攻殻機動隊』の続編でした。僕はこの前作を見たことがなかったので、簡単にあらすじをチェックしていったのですが、ストーリーについていけないことはないけれど・・という感じ。完全に理解するには前作を見ておかないと駄目でした。。
そしてこの映画はそういう風に前作を見ておもしろそうと感じた人向けかなという気がします。
映像がとってもきれいで、そのクォリティーに圧倒されるのは確かです。映像美は一見に値すると思います。
映画の内容ですが、この映画の世界観を表す目的で、難解な哲学用語と引用がどんどんどんどん出てきます。
これには好みがわかれそうですが、こんなにたくさん出てくると僕にはちょっと難しかったような(笑)。普通に見るには、こういう難しい用語は流しておいて本筋に集中することになるんですが、そのストーリー自体はそれほど大したことないので、十分理解可能。
この映画の世界観(ロボットと人間が云々・・とか)は確かに僕にも興味深いものがあるし、この映画(前作)が「マトリックス」に影響を与えたというのも納得です。けれど、何というか・・もっと期待していたというか・・。まあ僕にはこういう映画に対する免疫がなかったのかもしれません。途中で、かなり眠くなりました(笑)。エンターテイメントとしての映画と考えるなら、はっきり言っておすすめできる作品ではありません。見ていて疲れます。きれいな映像だけ見るつもりなら別ですが(笑)。
繰り返しになりますが、完全に理解するには前作を見る必要ありです。ストーリーを追うだけなら問題なしかと。
今後、世界が注目する日本アニメの大作(『スチーム・ボーイ』、『ハウルの動く城』etc)が目白押しです。今作品(イノセンス)も全米公開が決定。そういう意味では見ておいてもいいかも。でもやはりこのシリーズファン向けの映画の感は拭えませんが。
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関連作品: この映画を見る前に見ておくとbetter。 |
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 ←今日のアニメを語るのに欠かせない作品らしい。
他にも攻殻機動隊シリーズがいっぱいあるみたいですが、ありすぎてよくわかりません(笑)。
とりあえずは映画だけでいいんじゃないかと。 |