一つの星の瞬きが見えなくなって、
夜は、また少し冷たくなる。
けれど。
信じて。愛しい子供たちを。
この世界は。
不幸になるために、生まれたのではないと。
エルス(詳細)
〜儚く消えた黒髪の吟遊詩人
「…本当はきっと、この世界に私は最初から存在しない……」
フェネクス
〜赫翼の闇の片割れ
「あの頃、僕はシーズィエルがとても好きだった」
ツァドキエル(詳細)
〜地上にくだりし片羽根の天使
「彼女は幻だ。この世界にはありえなかった幻……」
ガジュエル
〜罪に悼む法王石(エメラルド)の瞳
「……私の罪は、どうやっても拭うことは出来ない…」
ファニエル
〜時を駆ける月光の眼差し
「確かに、天使”だけ”は穢れることなく、シンファのみで生きていくことが出来る…」
クリアエル
〜闇に魅入られし金色の天使
「厭だ!…私はもう、戦いたくない……」
シーズィエル(詳細)
〜天を慈しむ赫翼の歌姫
「馬鹿馬鹿馬鹿!!
あなたたちは、本当の、本当の覚悟が足りません」
最後まで諦めない。
それだけが、私たちに許された奇跡。