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3100形の更新車

更新車のバラエティを紹介 2

津田沼駅にて 3101編成 津田沼駅で撮影
3100形の前半グループの更新車で,ステンレスのカバーのおでこライトが特徴. 更新に際して窓の保護棒も廃止されすっきりした外観となり, 京成スタイルを守って更新された自分の大好きなグループ.

3100形は2灯のおでこライトで登場,後の3300形までの京成スタイルの原型となった. 前半グループは2両ユニット×8の16両が存在し,台車の設定は3101〜3108までがKS116A(汽車),3109〜3116がFS329A(住友)です. 更新前の姿は3105編成の項 を参照ください.
全検後のぴかぴか 3104編成
この時期,3101〜3104は2両に分割され別の3100形と6連を組んでいたようで,上の写真とは別の編成と思われる.

更新前に2本あった窓の保護棒は限界の小さい地下線乗り入れ時に窓から顔等を出させない目的で取り付けられていた. したがって保護棒無にするために,下段窓のストッパ位置変更を行い,開口を狭く制限した.
写真の3103-04の側扉はステンレス製に変更されている. ここで浮いた元の軽合金製ドアをいたんだドアの交換用に補充したと思われる.
東中山 3112編成 (3101-02+3109〜3112)
1982年6月ごろ.3100形の前半16両は3105〜08編成を除き更新終了していたので計12両を6両×2編成で運用することが 多かったと記憶.未更新車と更新車で編成されることは無かった.

更新内容は,3050形同様に2両ユニットを分割可能な4両ユニットに(中間の運転台を撤去,中間車化). 前面のアンチクライマを大型化(3段へ),運転台の100mmかさ上げとあわせて前面窓の底辺を高くするなど. 3050形に対して前面貫通扉が押さえ金方式のステンレス製となり,天井の化粧版も無塗装化された.
急行佐倉 3132編成
3100形後半グループは3117〜3120を欠番として3121〜3136までの16両があり, このグループから台車の枕ばねが空気ばねに変更された.有名な小窓ドアの 3124編成もこのグループ.
更新内容は前半グループと変化なく,更新の順序は3100形の前半/後半おりまぜて実施されていた.

台車は3121〜3128がKS116B,3129〜3136がFS329Bで, それぞれの基本となった台車のゆれ枕ばねをベローズ形の空気ばねに変更している. なので台車形式の末尾英字のみの変更で済まされた模様.
東中山駅 3136編成 (3129-30+3133〜3136)
1982年6月ごろ.この時期に3121〜3124編成の更新工事が施工中.
運転台かさ上げで隈取のようになっている前面窓の運転台側は 3500形の後期グループ同様に曇り止めの熱線を入れたためで, 角のRが大きくなったので,もともとの窓回りのへこみの造作との間に隙間が出来ている.
この編成に含まれる3133-34もステンレスの側扉に交換されている.

27 Jan.2004 3100形で独立,写真追加と編集

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