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点火系,全部替えちゃる作戦

@ イグニッションコイル
A プラグコード
B 右スイッチ(ライトスイッチ)

9月ごろに発生した点火系トラブルでキルスイッチを分解整備したものの 完治せず.部品を全部変えよう,注文したのですが, 10月に点火ユニットを交換 した後,なかなか次に取り掛からないでいたのです.
で今回はタンク下の部品交換の作業をしました.
最近の状況は,低速で時々ギクシャクする,2000rpm前後でカリカリ,ジャリジャリといった異音がするなど.
いつも気が重いメーターの回りのインナーパネルを外してタンクを持ち上げる.昨日給油したばかりなのでタンクが重い.
タンクオープン
エンジンのヘッドの右側フレームとの隙間にトンボがいます.これは頭もついた完全版.夏を越えると カウルの内側に良く虫が入っています.頭が取れたハチとかチョウチョなど.
以前,夏の北海道でイナゴがいっぱいいたときはバイクにぶち当たって卵が飛び出し,翌日になると 赤くなるのがいやでした.雨中走行で取れましたが….
恒例ですな
まずはプラグコードを取り外す.エンジンはバイクの左から1番気筒.(写真では右側)
プラグをチェックしたところ,1番と4番が黒くすすけ気味.左側のコイルにつながっている側だ. キャブの調整の問題かもしれないが.
前から見たところ
続いてコイルとプラグコードを外す.コードの接続部を外すことは最初からあきらめている. 3番のコードの被覆の外側が切れてしまった.(銅線が露出はしていない)だいぶ経年劣化もしていよう. 熱的にもきびしいところなので.
写真はバイクに搭載した状態に近く並べてあり,写真の左が1番気筒.
外した状態
インナーパネルを外したので右のスイッチも交換.スロットルワイヤーが取り付けられているので 少し面倒.
左側のフューズボックスを外してカプラを分割,ハーネスをクランプから外していく. ケーブルのスイッチケースへの取り付け部のアジャストナットを緩め,引き側はフリーに, 戻し側はナットを外し,タンク下のクランプからも外す.スイッチケースも分割.ちょっと無理をして グリップごとハンドルバーから抜き取る.キャブ側はいじらずに済んだ.
この状態で戻し側ケーブルを外し,引き側はスイッチ自体をぐるぐる回してケーブルを外す.
アクセルグリップの下が錆びている
外したスイッチ.新品は黒光りしてきれいなので,上半分は今までのものを流用する. なので上半分からキルスイッチを取り外す. ハーネスが長い
逆の手順でケーブルを取り付ける.古いケースの上半分を新しいキルスイッチ部に取り付けてハンドルバーに固定. 新しいスイッチはスタータースイッチの幅(高さ?)が広い.元のスイッチは こんな感じ
今回かったスイッチは代替部品というお知らせの紙が入っていて,ハーネスの長さが違う場合は ちゃんとクランプして云々と書いてあったが長さは元のスイッチと一緒でぴったりフィット.
幅広スタートスイッチ
新しいイグニッションコイルのみを先に取り付け,続いてプラグコードを取り付ける.イグニッションコイルに プラグコードを差し込んで取り付ける穴にはコードの導線と接触するための針が出ていて, プラグコードの外側のねじを締め込んで取り付ける.
そのねじを回すのに力が必要で,しかも回りに部品があるためうまく力が入らない.で結局,完全には締め込めなかった. 近々増し締めをする予定.
今日の整備時点のオドメータ.とりあえずインナーパネルを取り付けずにおく. 2000rpm付近のジャリジャリ音は相変わらずあるので異音の元を突き止めるのと, プラグコードの増し締めを容易にするため.

プラグコードの締め付けで指先が疲れてしびれている.
いつもの

30 November 2004

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