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エンジン不調対策,キルスイッチ分解


最近発生しているエンジン不調.
時々エンジンの力が突然抜ける.点火系のトラブルの感じ.さらにタコメータの動きと連動している. 失火しているときにタコメータも0rpmに戻ろうとする.
走行中にキルスイッチをOffした時と同じ症状.
始動後に不調が発生したときにはエンジン停止状態でキルスイッチを20回ほど断続操作すると直るときもある. ということで分解.
まずは上下に分割
キルスイッチが取り付けられている上半分を裏側から見る.セルフタップ2個で固定されている. ならばとこれも取り外す. キルスイッチの裏側
キルスイッチ単品で眺めると,スイッチの枠が黒い樹脂で形成されていて, その内側にオレンジのスイッチ可動部がはめ込まれ,接点を断続する構造. 黒い枠は写真の反対側,2箇所ではめ込み式になっている. ケースから外す
ならばスプリングを飛ばさないように気をつけながら分解.
接点の汚損,磨耗はそれほどひどくないかな.洗浄液などは使わないで乾いた布でふき取る.
本体側接点部
移動する接点側.
写真で見えるスプリングとボールはスイッチをOn/Offのそれぞれの場所に固定するためのもの.
オレンジの部品にはめ込まれたコの字型の金属板が接点と接触して回路を形成する.裏側に押さえのスプリングが 入っている.これも布で磨く.
軸などのグリースはふき取らないようにしながらその他の部分の埃をふき取る. 接点の金属板を今までとは逆と思われる方向に変えてスイッチの枠を元通りにパチンとはめ込む. 動作感,節度などを確認してケースに取り付ける.
スイッチの可動部分など
せっかくスイッチケースを開けたのでスロットルワイヤに注油.エンジンオイルを少々注入する.
2月の分解時以来.約半年に一回のインターバルかな.

ライトスイッチなども寒くなると感触が悪くなるので近い内に丸ごと交換かな. 左側は一度交換している.
整備時点のオドメータ.
いつもの

19 September 2004

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