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≪地下4階−1≫

 昇降機で地下4階まで下りていく。そして訓練するのによさそうな場所を探していたのだが、なんと簡単に地下5階への階段を見つけることができた。試しに降りてみたのだが、BGM・・・もとい、雰囲気がこれまでとは違う。恐ろしくなって4階に戻ることにする。

 さて、調査の再開・・・うわっ!
 扉を開けた途端、私達は流砂の罠で流される。そして流れ着いたところには・・・床が無かった。
 しかし心配ご無用。私達には第4の常駐呪文、リトフェイトがかけられている。これは少しだけ宙に浮く魔法で、落とし穴を完全に回避できるという優れものだ。自由に飛べるわけではないようなので、普通に考えると落とし穴に落ちた後、その底で少しだけ宙に浮いていそうな気もするが、細かい理屈を無視できるのが魔法の素晴らしいところだ。

 落とし穴を回避できたのはいいが、ここはどこだろう。地図を開いてみると・・・ありゃ? 昇降機のすぐ近くじゃないか。そうか、昇降機で下りてきた場合は、その周辺しか探索できないのか。仕方がない、ここでしばらく訓練するか。効率はいまいちだけど、悪いというほどでもないので我慢しよう。


≪地下4階−2≫

 コカトリス(化け鶏)やサラマンダー(火トカゲ)など、有名なモンスターが頻繁に登場するようになってきた。私たちの冒険が中盤に差し掛かってきたということだろうか。これまでの毒や麻痺に加えて、石化や炎の息など厄介な特殊能力を使ってくる敵が増え、戦闘の緊迫感はかなりのものだ。
 しかし私たちの快進撃は止まらない。カニトは依然として凶悪な威力を発揮しているし、マディという強力な回復魔法を修得したので、ダメージも特殊能力も、一部を除けば怖くないのだ。

 全員のレベルが11になった。これまで攻撃魔法をなかなか覚えてくれなかったリュードが、マダルトの上位呪文であるラダルトを修得した。・・・しかし、ラハリトはいまだに使えない。
 そういえば、以前に外伝2をプレイした時、11レベルになってもメリト(3レベルから修得可能)を覚えていなかった魔法使いがいたが、彼はその魔法使いの精神を引き継いだのだろうか。それとも、今更ラハリトを修得してもあまり役に立たないので、修得をあきらめたのだろうか。いや、まさかとは思うが、またもやがからんでいるのでは・・・。

 幸運を独り占めにして神がかり的な生き方をする女性。略して幸運の女神。
 ・・・とは言わないと思う。


≪地下4階−3≫

 戦闘を連続でこなせるだけの余裕ができたため、昇降機ではなく階段を使って地下4階に下り、探索を開始する。しかし流砂の罠はこちらにも存在し、何度も昇降機の近くまで流されてしまう。流砂は一種の一方通行であるため、面倒なことこの上ない。これはさっさとレベルを13まで上げて、瞬間移動の魔法を修得したほうが良さそうだ。
 と言うわけで戦闘訓練を再開した私たちだが、その途中でちょっとした事件が起きた。

【宝箱その1】
 シリュンが罠を調べる : かかっていない。
 カルフォの魔法で罠を調べる : テレポーター
 実際 : かかっていない。

【宝箱その2】
 シリュンが罠を調べる : かかっていない。
 カルフォの魔法で罠を調べる : コブラの呪い
 実際 : かかっていない。

 こんなことが2連続で起きたのだ。これだから「カルフォの成功率95%はウソだ」などと、みんなから言われるんだよな。
 おっと、ウィズファンにしか分からない話になっていたな。説明すると、カルフォというのは宝箱の罠を調べる魔法で、その成功率は95%・・・と説明書には書かれている。しかし頻繁に失敗するため罠に引っかかる人が続出し、「95%というのはウソ」と信じている人が多いのだ。ちなみに私も92〜93%(失敗率1.5倍)くらいという印象を持っている。しかし確率というものは、実際と印象で大きく異なるものなのだ。よし、ここは私が調査して、真実を暴いてやろうじゃないか。

 ・・・なに、そんなことをする前に、牧場物語の野犬の生命力と、武器のダメージの調査結果を公表しろだって? ちっちっ、あれはセーブとリセットを活用すれば簡単に調べられることに気が付いたので、調査マニアの楽しみを奪わないように調査を中止したのさ! 忘れていたとか、面倒になって止めたとか、そういう情けない理由じゃないんで、そこのところを間違わないように!


≪地下4階−4≫

 データを取りながらの戦闘訓練をしている途中で、クライスが切り裂きの剣という、高品質の剣を入手した。しかしこれは戦士のエディシアしか装備できないため、彼女にプレゼントすることになった。ちなみに鑑定に必要だった金額は5000Gで、それを払ったのはクライスだ。
 なあエディシア。お前ってほんっとに運がいいよな。さすがは幸運の女神だぜ!


≪地下4階−5≫

 ついに全員がレベル13になったので、念願の転職を行う。実際には13レベルに到達したキャラクターから転職させていったのだが、面倒なのでまとめて書くことにする。
 それでは新しい隊列順に、無駄な解説つきで紹介だ。

【リュード:魔法使い→ロード】
 ロード(君主)は高い戦闘力と、僧侶の能力を併せ持っている。しかも魔法使いから転職すれば、使用回数が減ってしまうとはいえ、魔法使いの魔法も使用することができる。ウィズの最強転職パターンの1つといっていいだろう。

【クライス:魔法使い→侍】
 侍は高い戦闘力と、魔法使いの魔法を併せ持っている。そのため魔法使いからの転職は、前職を生かせない・・・わけではない。侍は魔法の修得がかなり遅く、また前衛タイプの職業にしては防御力が低いため、本来の能力だけでは十分に成長するまでは使いにくいのだ。それに魔法使いが転職によって戦闘力が高まったと考えれば、純粋なパワーアップと考えることもできる。こういうのはウィズでよくあるパターンだ。

【ファルナ:僧侶→ロード】
 クライスとは逆のパターン。序盤の僧侶は前衛にいることが多いので、キャラクターの役割が変わらないというのも分かりやすくていい。

【エレナ:僧侶→侍】
 リュードとは逆のパターン。前衛職を後列に置くのは、外伝2には遠距離攻撃武器があるからだ。

【シリュン:盗賊→忍者】
 これは王道の中央をいく転職パターンで、そのための特殊アイテムさえ存在するほどだ。もっとも私は、アイテムを入手できない序盤で忍者を作るため、いつも通常の方法で転職させるのだが。
 このパターンの場合、宝箱の罠に係わる能力は少し落ちるが、代わりに戦闘力が大幅に上昇する。罠関係の能力はカルフォやリセット(笑)を併用することで補えるため、単純にパワーアップするといっていい。キャラクターの役割が変わらないため、分かりやすくて遊びやすいのが魅力だ。
 ちなみにシリュンだけが悪の性格だったのは、悪でなければ忍者に転職できないからだ。特殊アイテムを利用すれば、善や中立でも忍者になれるんだけどね(でも善では盗賊になれない)。

【エディシア:戦士→ビショップ】
 序盤の戦士はほとんど役に立たない。そしてビショップは僧侶と魔法使いの能力を併せ持っているうえ、アイテムの識別能力まで持っているが、魔法の修得が非常に遅く、役に立つようになるのはゲームをクリアした後ということも珍しくない。つまり役立たずだった戦士がようやく活躍し始めたときに、お荷物に逆戻りするというわけだ。これほど意味のない転職は、そうそうあるものではない。
 ・・・彼女をいじめているわけではないので、決して誤解しないように。


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