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≪夏の月、1日(祝)≫

 今日は「湖開き」。何事もなく終わってしまうという、本当にお祭りなのか怪しい日だ。町のみんなは仕事を休んで遊んでいるが、私には牧場の仕事が大量にある。種をいっぱい買ったから、今日中に全部まかなければね!

 そして3時前、ようやく畑仕事が終了した。急げー、急いで町を回らなければ! そしてお祭り気分を味わうのだー!


≪夏の月、2日(月)≫

 種をいっぱいまいたから、これからは水やりが大変だなーと思っていたら、なんと朝から雨。偉いぞカリン、また何かやってくれたな!(?)

 今日の依頼はトゥーナから。鉱石を採りに行くのでついて来てほしいということだ。でも会って詳しい話を聞いてみた時、妙な違和感を感じた。本当は鉱石採りはどうでもよくて、ただ一緒に遊びに行きたいということのようだ。

 そして鉱石を十分に採って、そろそろ帰ろうかという時に、なぜかモコモコが近づいてきた。以前に氷原で会ったモコモコのようだ。どうやらトゥーナになついたらしい。そしてしばらくモコモコと遊んでから帰宅。

 ・・・の途中で事件は起きた。先ほどのモコモコ(?)と再会したのだが、私の体が何かに反応。意思とは無関係に変身しそうになったのだ。側にはトゥーナがいる。ここで変身はまずい! 私は洞窟に駆け込んだ。

 ・・・ふぅ。変身はしたが、なんとか奇妙な感覚はおさまった。これなら人間に戻れるだろう。
 そうしてトゥーナのところに戻ったのだが、彼女の様子がおかしい。顔色が悪いけれど・・・まさか、見られたか!?
 しかし彼女は、私に何も聞かなかった。ということは別の理由か? それとも私の事情を察して、何も言わなかっただけなのか? ・・・そういえば、モコモコがいない。まさか、トゥーナと友達になったから消えたのか!?
 原因は分からないが、彼女の顔色の悪さは気になる。早く帰って休ませよう。

 しかしトゥーナって不思議な子だ。彼女と一緒にいると、不思議なことばかりが起こるのだから。彼女はエルフのような容姿をしているが、何か秘密があるのだろうか?


≪夏の月、3日(火)≫

 今日はカルロス兄貴の誕生日だ。トキメキタイを使ったトキメクおさしみをプレゼント。

 カルロス「ぬおおっ!これはトキメクおさしみ!!!! 俺の誕生日にわざわざトキメクおさしみをくれるなんて・・・・・・。お前、わかってるじゃねえか! 目から汗が出ちまった・・・・・・。うれしいぜ! ありがとよ! ・・・・・・・・・・・・。・・・・・・キスしてもいいか? 兄弟。」

 勘弁してくれー!!!

 逃げ出した私は、掲示板の元へ。依頼は・・・さくやからのにしよう。「キラキラでなかなか見つけられへん、フワフワのアレ」を探しているらしいのだが、なんなんだ、それは?
 そして2人で森に行ったのだが、どうやら探し物は金色のモコモコらしい。以前の依頼でモコモコに変身してさくやを手助けしたことがあるのだが、どうやら姿を見られていたようだ。

 さくや「その毛を刈らせてもらいたいなあ思て。」

 うわー、さくやの目がGマークになってるよー! しかし、毛を刈らせるなんて・・・。

 A.無理だ
 B.やめておく

 しかしさくやは高く売れるだろうと、獲らぬ狸の皮算用をしている。

 A.無理だって。
 B.やめておこうよ

 この依頼は失敗でいいや。
 と思っていたのに、さくやは金のモコモコが見つかるまで、絶対に帰らないと言い出した。あちゃー。

 A.無理だった
 B.やめておきたかった

 なんなんだ、さっきからこの選択肢は(笑)。
 仕方なく私は、さくやから離れたところで変身し、金のモコモコになって現れた。

 さくや「丸刈り決定や!」

 きゃー!!!

 そして再びさくやの目を盗んでもとの姿に戻ったのだが・・・。
 ・・・ハゲてないよね?


≪夏の月、4日(水)≫

 朝から雨。おかげで水やりをしなくて済む。偉いぞカリン! 頑張れカリン! 君は私の雨女だ!(意味不明)

 今日の依頼はソフィアから。エリザさんが作業机の前で涙を流していたらしい。きっと辛いことがあったのだろうということで、その原因を調べてほしいということだ。
 なにぃ、エリザさんを泣かせるなんて、そんなやつは許せない!
 そして町の人から聞き込みをしていたら、ガジさんが怪しいということになった。
 ・・・って、ガジさん、どこ? 町中を探したが見つからない。ということはダンジョンか?

 ガジさんは砂漠で鉱石を採っていた。大事な話と言うことで、鍛冶屋に戻って話を聞くことにした。
 そこに現れたのがエリザさん。彼女もガジさんを捜していたらしい。そして頼まれていた服を渡し・・・って、涙を流していたときに作っていた服か! 

 エリザ「材料に使ってたタマネギが目に染みただけよ。」

 ・・・うん、実にエリザさんらしいオチだ。冷静に考えてみれば、乙女らしい理由はエリザさんには似合わない。しかし私はてっきり、ガジさんと何かあったのかと思ったよ。

 エリザ「どうして私がガジさんのことで泣かないといけないの? 私とガジさんはとってもいいお友達なのよ? これからもずーっと。ね?」

 ガジ「・・・・・・そうですネ。」

 あ、今度はガジさんが泣いてるぞ。やっぱり片思いの女性に「ずっと友達」なんて言われたら悲しいよね。きっとエリザさん、私に対しても同じ気持ちなんだろうなぁ。もしくは「ずっとペットなのよ?」かもしれないけどね。

 最後にソフィアから、勘違いにつき合わせたお詫びをもらった。それはエリザさんがいつも腕につけている、ダッコちゃん(・・・って知ってる?)風のサルのぬいぐるみ。説明を見てみたら、なんと盾らしい。そうか、腕につけているのは、盾だからだったんだ(笑)。これを身につけてモコモコなんかと戦っていたら、じゃれあっているようにしか見えないだろうなぁ。
 ・・・しかしこれ、もったいなくて出荷できないぞ。収納箱に入れておこうか。意外に実用的な性能だから、装備してもかまわないんだけどね。エリザさんとペアルックで!


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