≪きまぐれ月記:2013年11月≫
≪タバコやお酒やその他の話≫
以前からなのですが、このサイトって、トップページよりもアクセスの多いページがあるんじゃないかと思っていました。それが「エセコラム」の「喫煙のメリット」「喫煙のデメリット」です。そこでそのページのアクセス解析をしてみようとずっと前から思っていたのですが、結果が怖くてしてきませんでした。 ・・・が、やっぱり気になって、一昨日の夜からやってみることにしました。これはきちんとした結果が出ている昨日(11月28日)のアクセス状況です。 トップページ ユニーク12/トータル19 喫煙のメリット ユニーク45/トータル56 喫煙のデメリット ユニーク10/トータル22 なんか泣けてきます。なんなのこの差は。トップページ、もっと頑張れよ。 っていうか、喫煙のメリットのこの需要の多さは何なのさ。愛煙家が昨今の肩身の狭さを嘆き、立場を逆転するために知識を仕入れようとしているのか、それともタバコに興味があり吸うか吸わないか決めかねている人が意外に多いのか、あるいは純粋に真実を知りたいのか、その理由は分かりません。ただ言えるのは、ググってトップに表示されるわけでもないこのサイトのタバコページに、これだけのアクセスがあるということは、それだけタバコというものが、生活に溶け込んでいる身近で大きな存在だということなんだと思います。良くも悪くも。 余談ですが、あまり一般的ではないタバコの話を書いておきます。 タバコは違法ではありません。麻薬と言ってもよさそうなものではありますが、日本の場合、分子式を1つ1つ具体的に指定しなければ麻薬としては扱われません。そしてタバコに含まれるニコチンは、麻薬としては指定されていません。・・・たぶん。 ともかく違法ではないことになっているので、作ってもいいし、販売してもいいし、購入してもいいし、所持してもいいのです。 ただし、喫煙という行為はまた別の問題です。喫煙は悪臭と弱い有毒ガスを撒き散らす行為であり、そのような行為は法律で禁止されています。 つまりタバコは合法だけど喫煙は違法なのです。 これがどんな意味を持つのか。それは購入したり所持したりしてもいいけれど吸ってはいけないタバコと言う存在は、本来商品としては成り立たない物だということです。吸ってはいけない物を購入したいと思う人はまずいないでしょうし、売れない物を販売したり作ったりしたりする人も、まずいないはずだからです。 1人1人がまともになれば、タバコは売れない商品になっていき、作ったり販売したりする人は徐々に減っていくでしょう。それが喫煙を撲滅する理想的な形ではないかと思います。なぜならば喫煙を法で規制すれば、(本来は犯罪者である)愛煙家をかわいそうだと勘違いする人が多々いるでしょうし、タバコに関わって生活している人に(税金から)補助金を出さなければならないかもしれないからです。 売れないことがはっきりしている商品に関わっていたから倒産する。それは自業自得です。だから早く縁を切ればそれだけリスクを減らせる。そんな社会を目指すことが現実的な理想であり、国民一人一人が参加することでのみ実現できることであると思います。 つまり社会がより良い方向に動いていくならば、そのうち喫煙は無くなるでしょう。タバコと関わるのを止めるのは、今のうちですよ。 ちなみに私が考えるこの理想的な撲滅方法、飲酒に関しても同じだと考えています。もっとも飲酒は飲み方次第ではデメリットがあまりないため、飲酒がすでに生活に溶け込んでしまっている以上は、撲滅は不可能に近いでしょうけどね。 なお現在のように中途半端に規制すると、お使いを頼まれてみりんを買おうとした子供が、店員に止められるという珍現象がおきてしまいます(みりんはお酒の一種です)。そのため飲酒に関しては、決して他人に勧めないとか、乾杯はアルコール飲料じゃなくても良いとかいった、正しいマナーを広めるしかないのではないかと思います。 お酒を飲む機会が増える時期が近づいてきました。お酒が好きな人は大勢いますが、飲みたくない人も大勢いて、しかもそんな人の方が正しいのですから、大人が集まれば酒を飲むものというような非常識は改めてもらいたいと思います。
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