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≪プチ月記:2006年上期≫


≪1月10日≫

 会社の寮で暮らしている私ですが、帰宅すると就職情報誌が届いていました。
 「こんな物、会社の寮に入れるなよ!」
 とも思うのですが、この寮は本来はアパートで、大学生や一般の人が暮らしている部屋も多いので仕方がないのでしょうね。逆に社員寮だけ外されたら、それはそれで怖いような気もします。

 その就職情報誌をパラパラとめくってみたのですが、ホストって給料が凄いですね。いつまでも働ける仕事ではないのでしょうが、月給は私の数倍、あるいはそれ以上です。世の中やっぱり顔なのでしょうか。
 ・・・と思いきや、写真に写っているのは、私のほうがマシそうな顔ばかり。
 ということは、私だってホストになれる!? 私だってお金持ちになれる!?

 ということで、転職の脳内シミュレーションをしてみました。

私「あのー、タバコ恐怖症で口下手で社交性皆無で髪の毛ピンチなんですが大丈夫でしょうか。」
担当「絶対に無理です。」

 明日からも、真面目に会社へ行こうと思います。


≪1月14日≫

 食事のときに使うダンボール箱・・・もといテーブルの上に、出した覚えのない栄養ドリンクのビンが置かれていました。前日に飲んだものを捨て忘れていたようです。

 私は狭苦しいワンルーム暮らし。部屋も狭ければ箱・・・じゃなくてテーブルも小さいので、いらない物はこまめに捨てなければ邪魔になってしまうのですが、1人暮らしで緊張感がないうえに怠け者なので、しょっちゅうこんなことをやってしまいます。
 緊張とは無縁のダラダラ生活。これは人間そのものをダメにしてしまいます。健忘症の一因でもあると考えてよいと思います。気をつけないといけませんね。

 ところがそのビンは、キャップが開いていませんでした。もちろん中身が入っています。
 どうやら飲むことすら忘れていたようです。

 ・・・手遅れでしょうか。


≪1月16日≫

 正月をすぎると、あちこちのサイトで「わが家のお雑煮」の話を見かけます。そして「話に聞いた変わったお雑煮」の話もよく見かけます。「白だしの味噌汁にあん餅というのにビックリした」、なんて話を聞いたことはないですか?

 私の実家のお雑煮も、ちょっとだけ変わった部分があります。それは父が作るということ。父の実家辺り(?)に伝わる伝統で、1月1日は女性に仕事をさせてはいけないからだそうです。
 お雑煮自体は、すまし汁に丸もちという有りふれたものです。ただ、エソという魚でダシをとるのが変わっている部分でしょうか。

 ちなみにエソでダシをとる理由は、両親の趣味らしいです。
 ・・・伝統はどこへ?


≪1月20日≫

 風邪をひきました。
 仕事中、へっくしょん、へっくしょんと、くしゃみばかりしていまして、近くにウェブ日記を書いている人がいたらネタにされたこと間違いなしの、はた迷惑な状態でした。仕事で使うカウンタがもう1つあったら、くしゃみの回数もカウントしていたくらいです。100回は楽に超えてただろうなぁ・・・

 ちなみに風邪の治療法というのは、正しいものから怪しいものまで色々ありますが、やっぱり一番はこれでしょうね。

 くだらないことを書いているヒマがあったらさっさと寝る。

 それでは、お休み!


≪1月25日≫

【今日の夕食】
(1) スパゲッティ用のレトルトソースを購入。表示を見ると2〜3人分。迷わず3人分作ることにする。
(2) 麺を2.5人分(約250g)だけゆがく。芯がなくなったら火を止めて、そのまましばらく放置する。
(3) 3人分になったらできあがり。


≪1月28日≫

 ディレクターズカットという言葉をよく目にしますが、あれって一体なんなんでしょうかね。

仮説1 「技術や予算の問題があって簡略化していた部分を作り直しました。これが完成品です!」
仮説2 「こうしたら、楽して2度儲けられるんですよね。あ、これナイショの話アルヨ!」
仮説3 「当時のディレクターが無能で必要な部分がカットされていたため、まともなディレクターを雇って作り直しました。謹んでお詫び申し上げます。もっとも代金は返さないけどね!」
仮説4 「流行に乗り遅れるわけにはいかないと思って、つい、なんとなく・・・」
仮説5 「名前が格好いいから、つい、なんとなく・・・」


≪2月1日≫

 私は目覚し時計を2つ使っています。といっても1つでは起きられないからではなく、電池切れなどの事故が起きた時のためです。1つは「ピピピピッ    ピピピピッ」という音で、もう1つは「ピーピー    ピーピー」という音ですが、時間をわざとずらしているため、大抵は片方しか聞くことがありません。

 しかし今日は、両方を聞くことになりました。起きられなかったからではありません。ほとんど同時に鳴り出したからです。

 「ピピピピッ ピーピー ピピピピッ ピーピー ピピピピッ ピーピー・・・」

 うるさーい!
 完璧なリズムで歌う目覚し時計たち。私が会社へ行っている間に、特訓でもしていたのでしょうか。


≪2月3日≫

 夢を見ました。
 何かのイベントでクイズが出題され、誰も答えが分からず静まり返っている中で、1人の男の子が突然「分かった!」と言って進み出るという夢でした。
 しかし、そこで目が覚めてしまいました。どんな答えだったのか、気になって仕方がありません。

 でも冷静に考えると、くだらない結末だったのだと思います。まったく覚えてはいませんが、夢の中に出てきたクイズがきちんとした問題になっていたとは思えませんので。
 それになにより、「分かった!」と言った男の子、のび太くんでしたから。


≪2月4日≫

 今週は夜勤だったので、1日遅れで節分のお話です。
 今では全国に広まっているようですが、巻き寿司を1本丸ごと、恵方に向かって食べるという風習があります。これ、勤め先の社員食堂でもやっていました。といっても巻き寿司はカットされており、どこを向いて食べればいいのかも書かれていないという、中途半端なサービスだったのですが。

 この風習が何の意味もない迷信であっても、イベントとして楽しみたいという人は大勢いるでしょう。ならば1本丸ごとでも販売し、恵方をきちんと表示するところまでやらないと、本当のサービスとは言えないのではないでしょうか。いや、これでも不十分です。恵方を向いて食べたくても、社員食堂では恥かしくでできない人だっているでしょうから。
 要望がある前にお客さんの期待に応えること。それが真のサービスであり、それを実現することが一流の食堂に求められていることです。ですから来年の節分には、こんなサービスを期待しています。

 すべての座席を、初めから恵方に向けて固定しておく。

 ・・・食事の光景を、決して想像したりしないように。


≪2月5日≫

 寒くなりましたね。こんなときにはやっぱりお鍋! 友達が集まるなら夕食は闇鍋!
 知恵を絞って、みんなを笑わせるような面白い食材を用意しましょう。でも変なものを入れてウケを狙うのは、三流の芸人がすることです。闇鍋というテーマにそった、美味しく食べられるものを入れましょう。

 例えば、ホタルイカ。

【注】チョウチンアンコウは食用になりません。(その理由は知りませんが)


≪3月16日≫

 昨日の仕事帰りの話です。
 寮の駐車場に車を停めて降りたとき、少し離れたところから、「こんにちは」と声をかけられました。振り向いてみると、同じ駐車場を利用しているらしい見知らぬ女性が、はにかんだ様子で会釈をしてくれました。

 やられたらやり返せ!

 というわけで(?)、乙女の心を鷲づかみにする、さわやかな笑顔で「こんにちは」・・・のつもりが、寝不足と仕事疲れで声が出ず、うつろな眼差しで怪しく微笑み、軽く会釈をするのが精一杯でした。
 たぶん、ブキミな顔だったと思います。


≪4月30日≫

 男女平等を考えるときに忘れてはならないのが、男性と女性が同じではないことです。特に大きな、そして重要な違いの1つが体力だと思います。もちろん個人差は激しいのですが。
 私は男です。男としては小柄ですが、学生時代に鍛えていたこともあって、握力の合計は100近くあります。なので力不足で困ることは滅多にありません。
 でも女性ってどうなんでしょうか。合計で50もない人だって多いのではないでしょうか。それくらいの腕力だと、風呂場でタオルをしぼるのだって大変なのではないでしょうか。

 そんなことを考えながら、ギューっとしぼっていたら・・・

 ブチッ。


≪5月1日≫

 スーパーで買い物をしているとき、そうめんやうどんのコーナーを通りました。買うつもりはなかったのですが、安いものがあればと値札を見ていました。

 「うどん 299円 1kg」
 安いんですが、これくらいで私の食指は動きません。

 「そうめん 199円 1kg」
 おお!?
 でも、私はうどんの方が好きなんだよなぁ。

 「うどん 199円 1?s」
 ・・・は?


≪6月11日≫

 スーパーへ買い物に行くと、サッカーのワールドカップに便乗したセールをやっていました。初戦の相手であるオーストラリアの商品を買って、「敵を呑む」ということらしいです。
 サッカー観戦には興味がない私ですが、便乗商法には興味津々です。
 安い商品はないかなー

 ・・・が、どれも高い! 手が出ない!
 不覚にも、私はオーストラリアに敗北しました。

 くっ、頑張れ日本!
 私の仇をうってくれ!

【後日追記】1対3で負けました。


≪6月20日≫

 私が初めて就職した会社は、スーツを着て頭脳労働っぽい仕事をするところでした。その会社での昼休みは、学校の昼休みと変わらない、楽しくすごすための時間となっていました。

 その会社を辞めてからは、肉体労働っぽい仕事をする会社で働くことが多いのですが、そんな会社での昼休みは、みんなぐったりとしていて、休憩するための時間となっています。

 私が現在働いている会社の昼休みは、明らかにぐったり系です。中には床にころがって、仰向けで寝ている人もいます。眩しいからでしょうが、顔に布をかけて寝ています。
 たまに、白い布をかけて寝ています。
 合掌。


≪6月27日≫

 プロ野球チームには、球団それぞれに歌があります。同じ職場にホークスファンの人がいて、その人はよく、ホークスの歌を歌っています。その人に、別の人が聞きました。

 A「ジャイアンツの歌は知ってる?」
 B「さあ?」
 A「お〜れ〜はジャイア〜ン、が〜きだいしょ〜」

 みんな爆笑。


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