≪きまぐれ月記:2006年8月≫
スーパーの野菜売り場などでは、商品に生産者の顔写真がついていることがあります。
「私が頑張って作りました。品質には自信があります!」
というような意味なんでしょうね。でもこれ、他の業界にも応用できるのではないでしょうか。
例えばパソコン。
初期設定の壁紙が、社長の顔写真になっています。
例えば自動車。
助手席に、社長のロウ人形が座っています。
例えばカメラ。
とった写真に、社長がこっそり写ります。こわっ!
「イラストを描ける人がうらやましい。」
テキストサイトを運営している私ですが、そう思うことが時々あります。
読者の中には、長い文章を読むのは苦痛という人も少なくないと思います。でもイラストをうまく使えば、長い文章を書かなくてもよくなります。
それが分かっていても、私にはイラストが描けません。伝えたいことがあれば、文章で伝えるしかないのです。
「量を増やせば喜んでもらえる人がうらやましい。」
商品パッケージに書かれている、“20%増量中”、“1つサービス” などといった言葉を見たときに、そう思うことが時々あります。
しかし文章を書くときに重要なのは、ムダをなくして読みやすく分かりやすくすることです。必要以上に量を増やすことは、書き手、読者ともに何のメリットもありません。
でも。
それでも。
更新を楽しみにしている人がいるのであれば、そして私が書く文章を、「少しでも長く読んでいたい。だから少しでも長く書いてほしい。」と思ってくれる人がいるのであれば・・・
予定していた文章に、5文字くらいの追加サービスをしたとしても、それは決して蛇足ではないと思うのです。
あいうえお
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