≪フリーRPG「孤島の牢獄」制作日記、その11≫
ここしばらく、何もする気が起きなくて制作作業をほとんどしていなかったのですが、バイトが休みだった先日、久しぶりに頑張ってみることにしました。
「今日は地下3階まで完成させるぞー!」と思い、残っていたモンスターデータの作成を始めたのですが・・・
・・・面倒くさーい! この作業、こんなにめんどかったっけ? 地下2階までのモンスターを入力し終わっていたのが信じられないよ!
とりあえず現在、地下3階のモンスターは4種類入力終了。予定はあと13種類です。
ところでウィズ系RPGの場合、モンスターは1階あたり何種類くらいがいいんだろう? きちんと考えたことがなかったな。階層ごとの探索時間等によって変わってくるものではあるから、一概には言えないことではあるけれど、せっかくの機会だから考えてみようかな。
重要なのが、モンスターごとの出現率に差をつけること。レアっぽい敵がいたほうが、探索や戦闘の楽しみが増えるからね。そして通常の探索時間(戦闘回数)の場合でも、全てのモンスターに出会えること。レアっぽい敵にも複数回出会える方がいいだろうな。種類が多すぎるとレア敵との遭遇回数が減ってしまいやすいから、ある程度は厳選する必要がある・・・と。
孤島の牢獄の場合、地下1階が8種類、2階が13種類で、3階が17種類、4階以降もそれくらいのつもりだったけれど・・・。このゲームをじっくりプレイしてほしいとはいえ、元祖ウィズほど時間をかけないといけないのはどうかと思うので、そんなに種類はいらなそうだな。
1つの階あたりの初登場モンスターは、良く出会うのが6種類、たまに出会うのが4種類、滅多に出会わないのが2種類とすると、12種類くらいでいいのかなぁ。とすると地下3階は多すぎる? 17種類のうち4種類は常に同時に出現するから、モンスターのパターンとしては14種類なんだけど・・・
・・・よし、削ろう!!!
決して17種類も入力するのが面倒くさいからではありません。いやホント。
モンスターがらみの話をもう1つ。
ウィズ1にはマーフィーズゴーストという有名なモンスターが存在します。地下1階の固定モンスターであり、序盤の敵としては飛び抜けた耐久力を持っているものの、攻撃力には乏しく、経験値は多めで、再戦が容易なため、レベルが少し上がった冒険者を鍛えるのによく利用されているようです。私はこういう作業的な戦闘って嫌いなんですけどね。もっともバランスの問題でそうしなければ厳しいのであれば、渋々やりますけれど。
またウィズもどきRPGの1つであるエルミナージュというゲームには、マーフィーズゴーストの代わりにアビというモンスターが用意されています。アビってなんじゃらほい? と思っていたのですが、もしかして「アビ教官」と「阿鼻叫喚」をかけているの? って思ったり。(冒険者を鍛えるのに最適だけど、マーフィーズゴーストよりはずっと強いため、弱いパーティではボコボコにされる)
このマーフィー君やアビ教官タイプのモンスター、ちょっとだけひねって孤島の牢獄にも登場させることにしました。一部の階に、その階の最強ザコモンスターを泥沼(そこで戦闘すると、味方のみ能力にペナルティが入るらしい)に配置し、それを倒せば非売品(ウィズ同様に売った数だけは店に並ぶ)だけど売値が安い消耗品をプレゼントする、というアイデアです。ようするに小ボスですね。決してボーナスモンスターではありません。
マップ埋めが終わった階でひたすら経験値とアイテム稼ぎをするのは飽きる人も多いと思いますので、それを緩和するためのアイデアです。アイテム稼ぎというよりは、力試し的な意味合いが強いのですけどね。とはいえゲーム的なメリットがなければやりがいに欠けると思うので、こんなやり方がいいかなーと思っています。
なお小ボスは、マップを切り替えると何度でも復活します。といっても特定の消耗品(通常の戦闘でも入手可能)を確実に入手できるというメリットしかないので、興味がなければ戦わなくていいんですけどね。
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