≪死霊の町≫
村9、村10、歓楽都市エリシェラと旅をしていくクライスたち。この間も様々な冒険があったのですが、容量の関係で原作ではカットされているため、基本的には原作のコピーであるこのプレイ日記でもカットさせていただきます。手抜きじゃないよ!
さて、エリシェラには国営の賭博場があるのですが、今一番人気があるのは、「誰がルヴィア教団を倒すのか?」という予想ゲームなのだとか。1番人気はもちろんリュードなのですが、上位にクライスの名前が入っていてエディシアは大笑い。どうやらレイバートが各地でクライスのうわさを(尾ひれ付きで)流していたのが、実を結んでいたようです。クライスが旅に出てから、ゲーム内時間で2年。マーカス大陸に渡ってきてから1年半。吟遊詩人が仲間にいるとはいえ、ずいぶん有名になったものです。ところが・・・
町娘「えっ、あの人がクライスさんなの!? 魔法戦士っていうからすごい人かと思っていたのに・・・格好いいとは思うけど、ちょっと地味よね。」
兵士「なにっ、おまえがあのクライスなのか!? 魔法戦士っていうから化け物みたいなやつだと思っていたのに・・・オレもリュードにしておけばよかったかな。」
うわさとイメージと現実とのギャップで、散々な言われようです。
またクライスたちは、西の果てにある死霊の町の噂をたびたび耳にします。もともとは普通の町だったのに、ある日突然、地下墳墓からゾンビがあふれ出し、連日戦闘状態になっている大変な町なのだとか。そこでクライスたちは応援のために死霊の町を訪れますが、つい先日、地下墳墓の入口を封印するのに成功し、いまは休戦状態になっているとのこと。レイバートがクライスの名を出しますが、この町までは噂は届いていなかったらしく、地下墳墓に入ることは許されませんでした。
仕方がなく一行は、近くにあるドワーフの町へ向かいます。
≪ドワーフの町≫
ドワーフとは大地の妖精であり、この世界では人間との交流も深いため、彼らの町には簡単に入ることができます。そのため死霊の町から逃げてきた人も少なくないようです。
ところがこの町でも事件発生。近くにある洞窟から、リザードマンがたびたび襲いかかってくるようになったというのです。
逃亡者「死霊の町から逃げてきたっていうのに、今度はリザードマンの襲撃だぜ。いったいどこへ逃げりゃいいんだ?」
レイバート「もう心配は無用ですぞ。なぜならここにいるのは、かの有名な・・・
エディ「ふぇっくちん! ここ、ちょっと寒いよね。・・・あ、続きどーぞ。」
レイバート「・・・勇者クライス殿ですからな。彼女のように大船に乗った気分で暮らせますぞ。」
セザール「お前、言ってて恥ずかしくないか?」
クライス「言われるほどではないと思いますけどね。」
そしてクライスたちは、洞窟へ向かいます。
≪リザードマンの巣≫
洞窟に入ってすぐ、リザードマンに襲われます。が、これを難なく撃退。しかし様子が変です。
セザール「なんだぁ? こいつら目が血走ってたぞ。」
エディ「寝不足だったんじゃないの?」
そしてリーダーのところまで進撃、リーダーも倒します。するとリーダーの体から、奇妙な靄が浮かび上がります。どうやら悪霊に乗っ取られていたようです。その悪霊も倒した一行ですが、真相が分かればいい気分ではありません。
クライス「気付かなかった・・・。気付かなければいけなかった・・・。」
リーダー「キニスルナ。」
セザール「今度はゾンビか!?」
リーダー「カッテニ、ヒトヲコロスナ。オレタチノカラダ、トテモツヨイ。シッポキレテモ、マタハエテクル。テアシキレテモ、マタハエテクル。・・・タブン。」
クライス「しかし・・・。」
リーダー「キニスルナ。オレタチノアタマ、トテモヨワイ。スンダコト、スグニワスレル。」
セザール「なんだ、嬢ちゃんと一緒か。」
エディ「おっちゃんにだけは、そんなこと言われたくなかったわ。」
リーダーの話を聞いてみたところ、洞窟を掘っていて見つけたつぼに食べ物が入っていないかと思い開けてみたところ、その後の記憶がないのだとか。
クライス「悪霊を封じたつぼを、こんなところに捨てた人がいるんですね。昔のこととはいえ、人間に非があったようです。」
リーダー「キニスルナ。デモオワビシテクレルナラ、オレタチウレシイ。ココ、タベモノスクナイ。オレタチ、イツモハラペコ。」
クライス「そんなことで許してもらえるのなら・・・。」
ドワーフを交えて、宴会をすることにしました。
≪そして喜劇は繰り返す≫
ドワーフとリザードマン、そして訪れていた人間を交えてのドンチャン騒ぎが始まります。
エディ「今回の仕事、契約してなかったからお金もらえそうにないね。ほんと、クライスったらお人よしなんだから。」
レイバート「良いではありませんか。お金では買えないものを得たと思えば。」
セザール「なに詩人みたいなこと言ってんだ。俺は飲むぞ。報酬代わりに飲みまくってやる!」
そんなお祭りムードの中、クライスは少し離れたところから、宴会の様子を見ていました。
クライス「つい先日まで敵対していた、種族さえも異なる彼らが・・・。感謝します。私の無茶なお願いを、快く聞きいれてくださったこと。そして、大切なことを教えてくれたこともね・・・。」
エディ「あーっ! クライスが自分の世界に入ってる! うふふっ、もっと飲ませちゃおー。」
セザール「くぉら、エディシア! てめぇはガキのくせに、酒飲むんじゃねぇ!」
エディ「あーっ! ガキっていったな! くらえ、お仕置きファイヤーボール!」
レイバート「あわわっ、エディシアさん、反省は生かさねば無意味ですぞ! また借金を抱えるおつもりですか!」
ドワーフ「お、いたいた。これ族長から。今回のお礼だとさ。」
エディ「どっかーん!」
今回の報酬 − 弁償金 = エディシア「あははははっ(汗)」
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