プレイ日記 ： ドラゴンクエスト９ 星空の守り人
注：このページは、注意書きとプレイ前の日記です（とばしてプレイ日記へ）。
≪このプレイ日記について≫
このプレイ日記は、スクウェア・エニックスから２００９年に発売されたニンテンドーＤＳ用ソフト、“ドラゴンクエスト９ 星空の守り人” をプレイした様子に、若干の脚色を加えて記録したものです。
このプレイ日記は読み物として書いたもので、ゲームソフトの紹介、遊び方の説明、攻略などを目的としたものではありません。ただしプレイ日記の性質上、多くのネタバレを含みます。
「斜体」で書いている文章は、ゲーム内の文章を転載したものです。ただし読みやすくするため、若干の修正を加えていることがあります。
≪プレイ日記復活≫
前作であるＦＦ２プレイ日記は、３作目ということもあってコツをつかんでおり、また品質に妥協はしないという方針で書いたこともあって、途中までは自信作といえる出来でした。しかし職場環境（たばこの臭い）のストレスで体を見事にぶっ壊し、長期中断をしてからは思うように書けなくなり、最後の３ページは２年以上もたってから無理やり完成させるという、グダグダな結末になってしまいました。
その時に思ったのです。もうプレイ日記を書くのはやめようと。今の私には、もうこれ以上は書けないと。そもそも無理して書く必要はあったのだろうかと。
本来ここは日常生活に関する思想系サイトであり、プレイ日記はそんな話題に興味がない人を集めるための客寄せパンダという意図で書き始めたものでした。真面目な話に興味がない人に興味を持ってもらうことが、このサイトの本来の目的だったのです。・・・もっともこんなことを書くと、読者の大半が逃げ出すと思われるのですが。
でもあなたは逃げませんよね！？ そんな薄情な人ではないですよね！？
「読者Ａは逃げ出した！」
「管理人は必死になってまわり込もうとした！！！！！」
「しかし読者Ａは逃げきった！」
というわけで、思うようにはいかないものです。ゲームコンテンツを更新してもアクセスはあまり伸びませんし、数少ない読者の大半が、メインコンテンツには興味を持ってくれないのですから。
客寄せ効果も誘導効果も少ないプレイ日記をこれ以上書いていても、ほとんど意味がないのではないか。
そんなプレイ日記を、体調不良の私が無理して書くことにどんな意味があるのだろうか。
限られた気力をつぎ込むべきなのは、客寄せコンテンツではなく、メインコンテンツにではないのだろうか。
そして１年後。
私はいまだに、体調不良から抜け出せていません。いえ、以前と比べると見違えるように回復してはいるのです。体はもう完璧に近いはず。それなのに、頭がまったく働きません。メインコンテンツを更新する気力がありません。一応サイト運営はしていますが、滅多に更新できないため、中断とほとんど変わらない状態です。
ネタもなければ知恵もない。サイト運営をしながら少しずつ磨いてきた文章力とユーモアセンスを、体を壊した時に無くしてしまったような気がします。そんな状態で更新なんてできません。読者が満足してくれるような文章を書けるわけがありません。
えーい仕方がない。今日もゲームをして過ごすぞー！
ところが医者いわく、「リハビリも必要ですよ。」
以前はゲームすらできなかったんだから、ゲームだってリハビリさ！
と思いたいのですが、さすがに世間は納得してくれないでしょう。ならばやってやろうではありませんか。リハビリのためにプレイ日記を書き始めようではありませんか！
・・・もっともプレイ日記を書くことが、リハビリとして世間で認められるかどうかは怪しいけどさ。
というわけで、一時は断筆決断をしたプレイ日記を復活させることにしました。自信はありませんが、頑張って少しでも面白く書きますので、よろしくお願いいたします。
えっ？ 面白く書けなかったらどうするのかって？
そりゃあ勿論、フォントをいじってごまかすのさ！
≪アクセスアップ大作戦、その２≫
注：「その１（ＦＦ２プレイ日記の前置き参照）」は５年前、ものの見事に失敗しました。
それはさておき、プレイ日記を書くのは大変です。どんな風に書くか考えながらゲームをしなければなりませんし、ウソを書くわけにはいかない以上、乏しい才能ではどう考えても面白くならないことだって珍しくありません。それでもこれまで書いてきた３本のプレイ日記は、なかなか好評だったように思います。１ページあたり２〜４時間という、アホみたいな時間をかけて書いてきたかいがあったとは思います。
３作の合計で８６ページ。単純計算で、８６ページ×３時間＝２５８時間。
・・・本当にアホかもしれません。
これだけの労力を使っているのに、サイトのアクセスはさっぱり増えません。常連さんもほとんど増えません。プレイ日記の評判は悪くないのに、私自身、手前ミソながらいい出来だと思っているのに、サイトの人気はさっぱり上がらないのです。コンテンツの評判はいいのにサイトの人気はないという、妙な現象が起きているのです。
それはなぜなのか。
・・・思い当たることはちょっと考えただけで１０個ほど見つかるのですが、マイナーだったり旬を過ぎていたりするゲームのプレイ日記ばかり書いてきたことも、原因の１つになっているのだと思います。
アクセス数に強いこだわりがあるわけではありません。しかし多くの人にこのサイトを訪れてほしいという願望は、決して小さなものではありません。膨大な時間を費やすのですから、リハビリという自分のためだけに書くのはもったいないとも思います。
ならば今度こそ労力に見合った結果を求めて、メジャーで旬なゲームでプレイ日記を書こうではありませんか！
私が最も優れたＲＰＧだと考えるドラゴンクエストシリーズ。売り上げこそポケットモンスターには及ばないものの、現代日本におけるキングオブコンピュータＲＰＧは、私はドラクエだと思っています。そのドラクエ最新作でプレイ日記を書くことに決めました。ちょうど最新作の発売が近づいていたという幸運にも恵まれていたからです。幸先は良さそうです。
これはもう、神頼みならぬドラクエ頼み。完全に他力本願です。
頼むよ、スクウェア・エニックスさん！ 最新作の９は面白く作ってね！
間違っても、６や７みたいには作らないでね！
そんなある日、目にしたのはこんなニュースでした。
ドラクエ９、発売延期。
がーん！
≪説明書を読んで・・・読書感想文≫
って、そんな面倒なもの書けるかー！
ともかく説明書を読んで気づいたのが、データを１つしか保存できないということ。これはかなりマズイです。なぜならば、（プレイ日記上）重要なテキストをメモしていなかった時に、前のデータに戻って読み直すということができないからです。メーカー側にも理由があったのでしょうから非難するつもりはまったくありませんが、プレイ日記を書くのに都合が悪いことは確かです。テキスト量は膨大でしょうから、ＦＦ２の時のように目にしたテキストを全部メモするという無茶なことはできそうにありません。つまり、プレイ日記書きとしてのカンが問われるわけです。
それから驚いたのが、主人公が天使だという設定です。これまでのドラクエは勇者の子孫だったり天空人の血をひいていたりと、一般人ではないのが常でしたが、今回はとうとう人間ですらなくなったようです。
天使といえば、頭の輪っかと背中の翼ですが、そんな姿で冒険をすることになるのでしょうか。それとも人間に化けて旅をするのでしょうか。
ともかく壺の中身をあされるのは前作までと変わらないようなので、主人公が人間だろうが天使だろうが、以前と変わらぬ人非人プレイにはなるのは間違いなさそうなのですが。
さて説明書を読み終えたから、そろそろゲームを始めましょうか。
現実世界では地べたを這いまわるようにして生きている私だけれど、せっかく天使になって冒険するのですから、その翼をもって私は羽ばたきたいと思います。
・・・あっちの世界へとね。
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