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≪1年目 夏の月 14日 (月) 晴れ≫

 朝一番で冷蔵庫が届いた。これで作物や薬草を保存することができるようになるから、色々と楽になるはずだ。

 泉のほとりで、ランにプレゼントを渡す。
 こう書くとなんだか恋人気分だが、温泉卵の差し入れと書くと、イメージが急に変わってしまうから面白い。
 ラン温泉卵が大好きらしい。よしよし、大好きならちゃんと食べてくれるだろう。とりあえず、最悪の事態は免れそうだ。

 夜の牧場に、またしても奴がやってきた。約束どおり、クワで相手してやるぜ!
 戦闘はたった2発で終了した。これで武器を一通り試してみたわけだが、それにしてもクワがバトルアックスと同じ破壊力とは・・・。野犬はまだ、体力を回復できていなかったのだろうか。だとすると、まだまだデータが足りないな。鍛えなおしてまたこいよ!


≪1年目 夏の月 15日 (火) 晴れ≫

 仕事で無理をして疲れてしまったため、真っ昼間から温泉に入っていた。で、またしてもカレン登場。・・・狙っているんじゃないだろうな。
 温泉に入っていても外からは見られないことが分かったので、このまま入っていてもいいのだが、なんとなく恥かしくて外に出る。せっかくだからと思い、近くで咲いていた花をお供え物にして女神さまを呼び出すが、やっぱりカレンは無反応。やはり女神さまではダメか。私も1度でいいから女神に会いたくなってきた。

 温泉に入っている時間が短かく、疲れが取れていなかったためか、畑を耕していると気分が悪くなってきた。自分では分からないが、顔が真っ青になっていたに違いない。これはまずいと思い、仕事を中断して温泉に向かう。・・・ふぅ、やばかった。もう、無理はしないようにしよう。


≪1年目 夏の月 16日 (水) 晴れ≫

 今日は水やりもせずに鉱石場へ向かう。ミスリルが必要なため、少しでも体力を温存させたかったからだ。リュックには冷蔵庫からとりだした薬草を6つも入れており、準備は万全だ。
 今回はずいぶん調子がいい。ほとんどの階で、1〜3回ほどクワを入れると下り階段が見つかる。そして薬草を1つも食べることなく、ほとんど疲れを感じることさえなく、前回と同じ地下12階に到着した。もっと降りてみたかったが、やたらとだだっ広い空間だったため、ここでミスリルを採取することにした。
 相変わらず、ここまで降りてくるといい物が見つかる。しかしこのあと水やりをしなければならないため、1つ目のミスリルが見つかった時点で鉱石場を後にする。・・・昨日のような体験はもうこりごりだ。

 鉱石場からの帰り道、まだかごの容量に余裕があるため薬草を採取。そのついでに、採取した花を女神さまにお供えする。おや? 女神さまのセリフがいつもと違うぞ?
 な、なんと、あのケチな女神さまが、何度もお供え物をしてくれた御礼にと言って、力の木の実をくれたのだ。
 力の木の実といえば、3日前の日記に「なかなか手に入らない」と愚痴を書いたばかり。この日記に願い事を書くと、願いがかなうのだろうか。だったら早速書いてみよう。

 「彼女と別荘がほしいな。」

 ・・・無理だろうな。

 入手したミスリルを持って、鍛冶屋にオノの改造を頼みに行く。するとなぜか釣り竿をくれた。・・・ああ、そうか。昨日、釣り竿を改造に出していたんだ。
 はっはっは、きれいに忘れていたな。もしオノの改造予定がなかったら、釣り竿を持たずに釣りに行くところだったぜ。

 新しくなった釣り竿はなんと銅製。こんなもので釣りができるのだろうか。
 ちなみに道具の品質は「たぶん鉄(釣り竿は不明)<銅<銀<金<ミスリル」となっているのだが、ミスリルを除くと鉄が一番実用的に思える。銀は抗菌効果、金は腐食しないという利点があるとはいえ、鉄というか鋼の持つ強度にはかないそうにない。だいたい金製の道具なんて重すぎて、普通の人には扱えないぞ。いや、だからこそ、使い手の技量に応じた改造しかできないのか?
 などとぶつぶつ独り言を言いながら銅の釣り竿で釣りをしていたのだが、釣れたのはなんと中魚。そして次も中魚
 ・・・サイバラさん、参りました。また今度もお願いします。
 調子に乗って釣りをしていると、また帰宅が0時を過ぎた。反省。


≪1年目 夏の月 17日 (木) 晴れ≫

 今日はたまねぎとうもろこしができている。いずれ料理をするために、作物を冷蔵庫で保存しておこうと思っているのだが、問題なのがコロボックル。7人全員に収穫を頼んでいるため、うかうかしているとすべて出荷されてしまうのだ。そのため、やってきたコロボックルに挨拶もせず、先回りして作物をリュックに押し込み、畑と冷蔵庫の間を全力疾走する。
 しかしコロボックルを雇うと、かえって苦労することが多いのはなぜだろう。

 牧場の隅にある水車小屋では、とうもろこしを砕いて鶏のエサにすることができる。栽培しているのは食用のとうもろこしで、飼料にするつもりはないのだが、せっかくだからと1度だけ試してみる。その結果30回分の鶏のエサができた。ちなみにとうもろこしの出荷額は100Gで、それだけのお金でエサを購入すると10回分しか買えない。少しだけ手間がかかるとはいえ、どう考えてもとうもろこしは飼料用にした方が得だ。しかし私は、時間をお金で買うことに決めていた。
 ・・・だって鶏のエサを自家生産してしまうと、にわとりりあへ遊びに行く口実がなくなってしまうんだもん!

 泉のほとりで、ランにプレゼントを渡す。
 こう書くとなんだか恋人気分だが、温泉卵の差し入れと書くと、イメージが急に変わってしまうから面白い。
 というのは3日前の日記と同じなのだが、今日は一味違う。なんと今日は、ランの誕生日だったらしいのだ。年頃の女性に贈る誕生日のプレゼントが、温泉卵。私は男性失格である。

 今夜も野犬がやってきた。しかしなぜか吠えていない。おかしいと思いながらもバトルアックスで殴りつけるが反応なし。どうやら家畜を襲う気もないのに、うっかり牧場に来てしまったらしい。あのなぁ。

注:実際の作物は種類によって保存方法が異なるが、このゲームでは食べ物ならなんでも冷蔵庫で保存することができる。


≪1年目 夏の月 18日 (金) 晴れ≫

 久しぶりに何事もなく終わる。
 日記を書いていて思うのだが、よくもまあ、毎日毎日ネタがあるものだ。一体いつまで、こんな調子が続くのだろう。日記を書くのも楽しいので苦痛ではないのだが、時間配分が「牧場生活1:日記2」くらいになっているのはどうかと思う(開始直後はもっと差があった)。とても人に進められる遊び方ではない。
 「日記をつける」(セーブする)というコマンドがあるのだから、次回作ではぜひ、「プレイ日記をつける」というコマンドを追加してほしいものだ。


≪1年目 夏の月 19日 (土) 晴れ≫

 ミスリルのオノが出来上がる。銅のオノでは6回も打ち付けなければならなかった切り株が、たった1回で資材に変わるのは爽快だ。しかも必要な時間と体力は半分以下。これなら畑を更に広げられそうだ。
 ・・・一生、過労から抜け出せそうにないな。

 牧草が育ってきたので、ヨーデル牧場へ行きを購入する。名前はモーモー
 がいると毎日牛乳を出荷できるので収入が底上げされるのだが、実はまだ乳しぼり器を購入していない。お祭りがあるので明日も購入できない。これではただのペットである。

注:このゲームでは、お祭りの日はすべての店が休みになり、(ゲームの都合上)民家も戸締りしてしまう。


≪1年目 夏の月 20日 (日) 晴れ≫

 牛祭りの日。この祭りは牛の品評会で、を飼っていれば出場することができる。しかしモーモーキャンディ牧場に来たのは出場登録が終わった後なので、私は見学しかできない。もう1日購入が早ければ出場できたのだが、前日に購入したで参加するというのは何か問題があるように思うので、あまり深くは考えないことにする。

 牛祭りには、ずいぶん大勢の人が来ていた。草競馬の時よりも多そうだ。小遣い稼ぎに最適な草競馬を上回るということは、牛祭りにはそれ以上の魅力があるのだろう。牛乳の飲み放題程度では、これだけの人は集まらない。
 もしや全員参加による、優勝した牛を丸焼きにしての焼肉大食い大会が開かれるのではないか!?
  いやいや、ミネラルタウンならではの、牛の丸呑みコンテストがあるのかもしれない。
 ・・・などと期待していたのだが、結局何も起こらなかった。ちぇっ。


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