ウィザードリィ エンパイア2 王女の遺産 (PS/スターフィッシュ/2002年) |
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パッケージにはシリーズ最強のバランスなどと書かれていますが、実際には最低かもしれません。
シンプルなゲームであるウィザードリィは、作品の完成度が楽しさに直結しますが、この作品も例外ではありません。前作(オススメ度【2】のページ)もそうなのですが、目の付け所は決して悪くありません。しかしアイデアを生かすためのアイデアやバランス感覚がさっぱりでは、ゲームとして楽しめる物にはなりません。
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スペクトラルタワー (PS/アイディアファクトリー/???年) |
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クリアしていません。というよりも、クリアした人はいるのでしょうか?
1万階の塔を登るというインパクト勝負の作品ですが、当然のように1つ1つの階は通過点でしかなく、ゲーム内容は極めて単調です。何か1つでも楽しめる要素があれば少しは違ったのでしょうが、全てが
“1万階” というボリュームに合わせた(反比例した)単純仕様のため、ゲームを始めてすぐに根気との戦いになります。
楽しさにつながらないアイデアを売りとしているRPGは珍しくありませんが、これはその極端な例だと思います。
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